大学生が車を買ってもらうと甘えと言われることがあります。甘いと言われる理由は何なのでしょうか？また大学生で車を持っている割合や車を持つメリットを探ってみましょう。
今回は車を持つメリットを5選、選んでご紹介いたします。地方などでは車は生活の必需品ともいえる所があることは実際事実としてあるのです。
大学生が車を買ってもらうと甘えと言われる理由
大学生が車を買ってもらうと甘えだと言われる理由の一つとして、ある種の妬みが少なからずあると言えます。
しかし、それを言われてもしょうがないと思うより、そう言わさないためには自身の自覚と行動で変えていけると思います。
日本の多くの大学生は、車を持っていない方のほうが圧倒的に多いのは事実です。しかしこれは都市部の大学での話です。
地方に行けば免許が取れる年齢に達すれば、大学生に限らず車は生活の中で必需品となり、車を所有することが当たり前の地域もあります。
そういったある種特別な地域を除けば、やはり大学生で車を所有することは甘えと言われることが多いかも知れませんね。
一番の理由は「買ってもらう」という一点がその理由の大きな根拠になっているのでは無いでしょうか？大学生にもなってまだ親に甘えていると映るのかもしれません。
しかし親に甘えることは、それほど悪いことでしょうか？私の意見で恐縮ではありますが、甘えられる環境にあるのであれば、甘えるということは一概に悪いこととは言えません。
人はいつか独り立ちする時が来ますが、その時期は人それぞれです。その時期は他人が決めるものではなく自身で判断するものです。その判断は尊重されるべきではないでしょうか。
ということもあり大学生になり車を所有することを卑下する必要は全くありません。むしろ必要に応じて所有することはある意味必然です。
大学生が車を買ってもらうと甘いと言われる理由は、一番には羨ましいという感情と、大学生になったのなら自立しろと言った感情からそう思われるのだと感じます。
大学生が車を持っている割合は？
「大学生が車を持っている割合はどれぐらい？」
そう気になる方もいると思いますが、調べによると約14%と言われています。
※千葉教習所調べ
車は持っていないが普通乗用車の免許所有率は、男子の場合約5割と言われています。
女子は若干下がる傾向にありますが、この免許の所有率は男女ともに年々下がっている傾向にあるのが実情です。
全国的に見れば大学生の車の保有率は、居住地域で大きな差があるのが特徴です。都市部では公共交通網の発達もあり、約8%の学生が車を所有しているという結果が見えます。
地方部に行けばその比率は約倍の17%の学生が車を所有しているという現象があります。これは、やはり公共交通網が整備されていないことに起因することは間違いありません。
このように大学生が車を買ってもらえることを一概に甘えと言われることは、少し見当違いな面もあると思います。
極端な例で言えば、北海道や東北地方の豪雪地帯で実家から大学に通う大学生にとっては車が唯一の交通手段であるという地域もあります。
こういった場合これを甘えとは言えないのではないでしょうか、勿論すべての車を所有している大学生がこれに当たるとは思えませんが。
少なくとも生活自体に、自分の車がないと何もできないと言った地域が存在することは紛れもないことです。
それは都市部よりも、倍近い割合で地方部の大学生の車の所有率を見れば明らかです。日本は大都市圏と地方での交通網の違いがあまりにも顕著すぎると言ったことなのでしょう。
大学生が車を持つメリット5選
大学生が車を持つメリットは、意外にも多くありますがここでは大きく5つに絞ってご説明いたします。
大学生が車を持つメリット①通学が一気に楽になります
通学が一気に楽になります。車を持つことで電車やバスの時間を気にすることなく通学することが可能になります。
これは時短と言った意味において重要です。バスや電車で通学するときには一本のバスや電車に乗り遅れれば遅刻という事態になりますが、車があればそのリスクは減ります。
日本では稀ではありますが、電車やバスは遅延することもありますのでその点でも安心です。また満員電車やバスでのストレスも受けることがないのも大きなメリットです。
大学生が車を持つメリット②通学だけではなく、普段の行動範囲が広がる
通学だけではなく、普段での行動範囲が広がります。車を持つということはある意味とても便利と言えるでしょう。大きな荷物の買い出しなども車があれば比較的容易です。
また公共交通手段では行けない所にも行くことが可能になります。それはある意味気分転換でドライブ出来るということも含まれます。また誰かを送ることも可能です。
車を持つということは、おのずと行動範囲や何かをするという意識や意欲の向上心にも、広がりを持つことができます。
大学生が車を持つメリット③行動を天候に左右されない
車を持つということは、雨の日でも出かける意欲が違ってきます。やはり公共交通機関では雨の日は億劫で、極論で言えば台風などの日は外出は無理ですが、車があれば可能です。
さらに車があれば季節に左右されることも減ります。夏の暑さや冬の寒さも車があれば、さほど気にすることなく外出できるのも大きなメリットです。
大学生が車を持つメリット4、交通費の節約にもなる。
公共交通機関の代金は案外経済的に大きい割合を占めますが、車があればその代金の節約になることも大いにあります。
勿論公共交通機関の方がガソリン代より安い場合もありますが、それは公共交通機関がすぐに利用できる範囲にあることが前提です。
車ですとその制限がなく、快適に尚且つ経済的にも負担が少なくなる場合があることも実際問題として出てきます。
交通費というのは外出をする際には、必ずと言ってもよいほどかかるものです。それを節約できるのであれば、充分車を持つ意味はあります。
大学生が車を持つメリット5、自立心が芽生える
車を持つということは、ある意味において責任を持つと言えることです。事故を起こす危険性や交通規則を遵守するといったことが必要になってきます。
それは社会人としての責任や克己心をはぐくむには、とても重要な事柄を身に着けるためには非常に効果的なことです。
大学生と言え社会人であることには違いありませんので、自立心を持つことは立派な社会人として生きて行くということなのではないでしょうか？
車を持つということはそれらを自覚するためには非常に良いツールであると思います。これは人生における社会人としての第一歩になるステップとして最適です。
まとめ
大学生が車を買ってもらうと甘えると言われる理由は、早く自立しなさいという言葉の裏返しなのだと思います。しかしそれをすべての人に当てはめるには少々無理がありそうです。
人の自立とは本人の自覚と世間との関わりによりまちまちだからです。車を持つということは甘えばかりではなく、自立心を育てる意味でも有用です。
結論を申しますと、すべて親に頼り車を所有することは甘えと言われても仕方のない部分は認めます。しかし車を持つメリットは人生において少なからずあるのもまた事実です。
せっかく買ってもらった車なら、せめて管理やガソリン代くらいは自身で行うことが大事ではないでしょうか。それが世間から甘いと言われない手段の一つであると考えます。
コメント