結婚式はとても喜ばしいイベントですが、時には思わぬ事態に陥って断らなければならない時もありますよね。
金銭的に厳しかったり、人間関係的にあまり行きたくない場合などもあります。
そこで、今回は結婚式の断り方!だいぶ先でも使える理由やラインでの例文、そして注意点ややってはいけない断り方などについてご紹介します。
結婚式の断り方!だいぶ先でも使える理由5選
せっかく誘われた結婚式ですが、どうしても断らなければならない時もあります。
その場合、なるべく相手を傷つけないようにしながら断りを入れたいものですよね。
そこで、先に結婚式の断り方でだいぶ先でも使える理由をご紹介します。
- 親戚の結婚式と日程がかぶる
- 親戚の法事と日程がかぶる
- 仕事が忙しくなる時期とかぶる
- 資格試験の日程とかぶる
- 子供関係で忙しくなるかも
などが結婚式を断る理由として効果的ですが、それぞれの解説もいたします。
さっそく、見てみましょう!
理由①親戚の結婚式と日程がかぶるかも
相手を傷つけずに結婚式の参加を断る理由として、親戚の結婚式と日程がかぶるかもしれないと相手に伝えておくという方法があります。
この理由を相手に伝えておく最大の利点は、親族の結婚式だから優先して参加せざるを得ないと分かってもらえることです。
「友達や会社の人も大切だけど、親族はそれ以上に大切だから優先したい」
そんなニュアンスを含めつつ相手に伝えると「じゃあ仕方ないね」と思ってもらいやすいです。
また、相手を傷つけることなく結婚式の参加を断ることができるので、理由としては最もおすすめと言えるでしょう。
理由②親戚の法事と日程がかぶるかも
親戚の結婚式を理由に断る方法もありますが「その日は親戚の法事があるかも」と伝えておくのも断る理由としては効果的です。
先ほど説明した親戚の結婚式もそうですが「親戚の法事があるなら仕方ない」と思ってもらいやすいので、結婚式を断るおすすめの理由の一つと言えます。
より円満に断りたい方は「行きたいのはやまやまなんだけど…」と付け加えてから「家族の法事とかぶるかも」と伝えるようにすると良いでしょう。
そうすることで、行く気はあるけどどうしてもいけないという気持ちを伝えることができるので、比較的穏便に断ることができます。
理由③仕事が忙しくなる時期とかぶるかも
結婚式の断り方として「仕事が忙しくなる時期とかぶるかも」と伝えるのも効果的です。
仕事が忙しくなる要因はいくつもあります。
社員研修があるとか、その時期はとても忙しいということを先に説明し、結婚式を断る可能性があると伝えておくと後日、断りやすくなるでしょう。
とはいえ、あまり返事を先延ばしにしてしまうと非常識になりますので、早い段階で断りを入れるようにするのが最善の手段と言えます。
理由④資格試験の日程とかぶるかも
結婚式を断る理由として「資格試験の日程とかぶるかも」と伝えておくのも効果的です。
資格試験は今後の人生を左右することもあります。
合否次第ではその人の仕事の内容や職業も変わるため、とても大事なことというのが一般的な認識です。
それを理由に結婚式を断るのも一つの手段と言えるでしょう。
理由⑤子供関係で忙しくなるかも
子供がいる場合、結婚式を断る理由として「子供関係で忙しくなるかも」と伝えておくのも手段としては効果的です。
結婚式の予定がだいぶ先の場合で、なおかつ子供が産まれたばかりの方は「子供が産まれたばかりで大変だからどうなるかまだ分からない」と伝えておく。
小さいお子さんがいる方でしたら「子供が熱を出して…」と直近になって伝えるのもアリなので、お子さんの年齢や状態によって使い分けるのも良いでしょう。
とはいえ、こちらも直近になりすぎると相手に失礼になりますので、ケースバイケースで使用するのが吉です。
結婚式の誘いを断る際の注意点
結婚式の誘いを断る際の注意点は以下のとおりです。
- 否定から入らない
- 参加したい気持ちはあると伝える
- 返事はなるべく早めにするのがマナー
それぞれどのように注意が必要かも解説します。
結婚式を断る注意点①否定から入らない
結婚式の参加を断る注意点としては、否定から入らないことが大事です。
例えば――
「ごめん、その日は~」
「すみません、他に予定があって参加はちょっと~」
などといった否定から入るのは印象的によろしいとは言えませんよね。
なので、まずはお祝いする気持ちが伝わるよう「結婚おめでとう!」から書き出すようにしましょう。
結婚式を断る注意点②参加したい気持ちはあると伝える
結婚式を断る注意点として他には、参加したい気持ちはあると伝えるべきです。
例えば下記の2つの断り方を比較してみてください。
1「ご結婚おめでとうございます!せっかくのご招待なので参加したいのはやまやまなのですが、その日は〇〇があるので参加できません」
2「ご結婚おめでとうございます!その日は〇〇があるので参加できません」
2の例文だと簡潔な文章なので少し素っ気ない印象を受けますよね。
それに加え、1の例文ですと「参加したい気持ち」=「祝う気持ち」があると伝わるので、比較的良い印象を受けるのではないでしょうか。
このようにちょっとした文章の変更でも印象が変わるので、結婚式を断る際は注意が必要です。
結婚式を断る注意点③返事はなるべく早めにするのがマナー
結婚式を断る際の注意点として、返事をだいぶ先に回したり、ギリギリになって断るのはやめましょう。
わざわざ結婚式に招待してくれているのですから、相手への返事はなるべく早めに返すのがマナーです。
だいぶ先、またはギリギリになって断るのは、時に非常識に思われることもあります。
「今は分からないから~」と言って返事を先延ばしにするという手もありますが、返事はなるべく早めにするようにしましょう。
結婚式の断り方!ライン例文5選
次は結婚式の断り方!ラインでの例文5選をご紹介します。
先ほどご紹介した5つの理由を利用する際のそれぞれの断り方をピックアップしました。
各例文の注意点などもありますので、それぞれ見てみましょう!
ライン例文①親戚の結婚式の場合
友人や会社の人、学生時代からの付き合いがある人など、結婚式に招待してくれる人との関係はさまざまあります。
親戚の結婚式を理由にして断るという方法は、どの関係の相手に対しても使えるので、汎用性は高いですが、注意点もあるので返信の内容は多少なりとも考えなければなりません。
親戚の結婚式を理由に他の人の結婚式を断る場合の注意点は、否定から入らないようにすること。
「ごめん、その日は~」という否定の文章から入ってしまうと、人によっては最初から来る気がないのかも?と思われることもあるので、ご注意ください。
ライン例文としては以下のような内容にするのが無難です。
「結婚式のお誘いありがとうございます。せっかくのお誘いなのでぜひとも参加したいところですが、親戚の結婚式があり、日程がかぶっているので残念ですが参加できません。」
上記の内容を送ることで、お祝いしたい気持ちはあるという旨を伝えることができます。
また、別のパターンとして――
「親戚の結婚式と日程がかぶっているかもしれないので、後日分かり次第連絡します」
と伝えて、数日後に――
「日程がかぶっていたので残念ですが参加できません」
と断る手段もありますが、返事はなるべく早めに行うのがマナーなのでご注意ください。
なお、このライン例文は比較的かしこまった文章になってるので、相手との関係性次第で口調を変えることもお忘れなく♪
ライン例文②親戚の法事の場合
ライン例文、親戚の法事の場合も見てみましょう!
「結婚式のお誘いありがとうございます。ぜひ参加したいところですが、その時期は親戚の法事があるので、結婚式に参加できるか分かりません。法事の日程が分かり次第また連絡します。」
上記の例文を参考にする場合、後日必ず相手に連絡する必要があります。
お誘いから数日経った頃に「日程がかぶるので参加できません」と伝えるようにしましょう。
なお、断るタイミングが結婚式の直前になるのは避けてください。
返答は早ければ早い程、相手も助かります。
ライン例文③仕事都合で断る場合
ライン例文、仕事都合で断る場合も見てみましょう!
はじめに、仕事の都合で誘いを断るのは様々な場面で活用できます。
遊びのお誘いを断ったり、飲み会を断る場合でも使える方法なので、とても便利な断り方と言えるでしょう。
もちろん、結婚式を断る際にも使えますが、例文としては以下の2つ方法が無難です。
「結婚式のお誘いありがとうございます!参加についてですが、その日は研修がありどうしても外せないので参加できそうにありません。」
「ご結婚おめでとうございます!せっかくのお誘いですが、その時期は仕事が忙しくなるので式に参加できません。後日、なんらかの形で祝福させていただきます。」
相手の結婚式がある日の前後に仕事でなんらかのイベントがあれば、そのイベントと絡めて断ることもできるので、仕事を理由に断るのはごく一般的な断り方と言えます。
ライン例文④資格試験の都合で断る場合
資格試験は大人になっても必要なことです。
その合否次第で仕事の内容や職種も変わるため、特に重要視されるべきイベントと言っても良いでしょう。
ライン例文、資格試験の都合で断る場合は以下の文章が無難です。
「結婚式へのお誘いありがとうございます。参加したいのはやまやまですが、その時期は資格試験の日が近い(※または結婚式とかぶる)ため参加できません。なので陰ながら祝福させていただきます。ご結婚おめでとうございます!」
否定から入らないのは大前提ですが、参加したい気持ちがあるということは伝えるようにしましょう。
ライン例文⑤子供関係で忙しくなる場合
子供関係で忙しくなる場合のライン例文も見てみましょう!
こちらは子供の年齢や状態によって使い分けることができ、様々な場面で使えるため、結婚式以外にも断る理由として使いやすいです。
子供が産まれたばかりの場合のライン例文としては下記が無難です。
「ご結婚おめでとうございます。せっかくご招待いただきましたが、子供が産まれたばかりでしばらく子育てで忙しくなるため参加できません。また会った際、改めて祝福させてください」
ある程度大きくなったお子さんがいる場合はこちらのライン例文も使えます。
「ご結婚おめでとうございます!せっかくのご招待ですが、今子供関係で忙しくしているので参加できません。今度写真見せてもらえると嬉しいです。」
という感じで子供を活用して断るのもアリなので、上手く使い分けましょう!
結婚式の断り方でやってはいけないこと5選
結婚式の断り方でやってはいけないことも見てみましょう。
断り方として特にやってはいけないことは以下の5つとなっています。
- 嘘だと分かりやすい内容
- 金銭面を理由にする
- ただ行きたくない
- 体調が悪い
- 遊びの用事と被る
それぞれどのようにNGなのかも見てみましょう!
やってはいけない断り方①嘘だと分かりやすい内容はNG!
やってはいけない結婚式の断り方の一つに、嘘だと分かりやすい内容はNGというのがあります。
断る理由は人それぞれ異なりますが、その人では絶対にあり得ないと悟られるような内容や、現状とかけ離れた内容などを理由に断るのはやめましょう!
一番無難に断るためには現在の状況に合わせた理由で考えるのがベストです。
例えば、子供がいる方は子供のイベントを理由にしたり、将来の事を考えて資格試験の勉強をしている方は資格試験に集中したいからなど、実際にあることに関連付けて断るのが最も良い手段です。
そうすることで信憑性も増しますし、招待してくれた方も「じゃあ仕方ないね」となるので、なるべく現状に見合った理由で断るのが良いでしょう。
やってはいけない断り方②金銭を理由にした内容はNG!
他にやってはいけない結婚式の断り方としては、金銭を理由にするのはやめた方が良いです。
「お金が無いから参加できません」と言って結婚式を断るのは相手に失礼ですし、「祝儀はいらないから参加して」と逆に気を使われてしまう場合もあります。
お祝いのお金が用意できないのは仕方ありません。しかし、それを理由に断るのはナンセンスなので、例えお金がなかったとしても他のことを理由に断るようにするのが良いでしょう。
やってはいけない断り方③ただ行きたくないだけの内容はNG!
やってはいけない断り方として、ただ行きたくないだけという内容はNGというものがあります。
他の参加者の中に嫌な人がいるからや、気分の問題でただ行きたくないなど色々あると思いますが、そういったことを理由に行きたくないと相手に伝えるのは失礼です。
せっかくのめでたいイベントですし、相手にとっては人生に関わるイベントとも言えます。
相手の事を思うのであれば、あくまで「行きたいのは行きたいんだけど…」と祝いたい気持ちを伝えるようにして、その上で断るようにしましょう。
やってはいけない断り方④体調が悪いという内容はNG!
結婚式がだいぶ先だった場合、体調が悪いからという内容で断るのはやめましょう。
そもそも、だいぶ先の予定で当日にならないと分からないことなのに、体調が悪いからと断るのはおかしいです。
しばらく体調を崩しており、予定の日も崩している可能性があるからと伝えるのも何か違いますよね。
また、不確定なことを理由に断ると「そもそも結婚式に来る気があるのか?」と思われかねないので、体調を理由に結婚式を断るのはやめましょう。
やってはいけない断り方⑤遊びの用事と被るという内容はNG!
これは一般の人であればやってはいけない断り方だと分かることですが、他に遊びの用事があってそれと被るから参加できないと伝えるのはNGです。
結婚式に招待する側としては、祝って欲しいから招待しています。
そんな相手に他に遊びの用事があると断るのは「自分は大事にされていない」と判断される要因になり、今後何かあっても誘われなくなることも。
相手がただの知り合いだとか、付き合いが浅い関係であったとしても、この理由は失礼にあたるので、決して断る際に使用しないでください。
結婚式を断るのは非常識?
たまに「結婚式を断るのは非常識だ」と考える方もいますが、実際のところは断ること自体は非常識ではありません。
ただ、断り方を間違えると非常識だと捉えられることもあるので、そこは注意して断る理由を考える必要があります。
あくまで常識の範囲内で断る理由を考え、なるべく早めに断る。
それが大人のマナーであり、円満に断るコツとも言えるでしょう。
まとめ
今回は、「結婚式の断り方!だいぶ先でも使える理由やラインでの例文5選」という内容で、色々な事をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
返事を先延ばしにするのも時には必要ですが、あまり先延ばしにし過ぎると失礼になるので、なるべくは早めに断るようにするのがマナーであり、相手のためにもなります。
また、否定文から入ると印象が悪いので、先にお祝いの気持ちを伝えることもお忘れなく!
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます(^^♪
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