パリーグの、ファーストステージの出場チームが確定しました。千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスと決定しました。パリーグは最終戦まで順位が決まらず10月10日ロッテが楽天を下し、ソフトバンクを抜き2位に浮上しCS開催地を地元に引き寄せアドバンテージを得ることになりました。今回はパリーグCSファーストステージ2023先発投手&スタメン予想をしていきたいと思います
パリーグCSファーストステージ2023先発投手予想
パリーグの順位は、1位オリックス・2位ロッテ・3位ソフトバンクとなり、楽天は2年連続でCS出場を逃しました。CSステージで過去最大の下剋上を起こしたロッテか、ここぞの勝負強さを見せるソフトバンクホークスか、いずれにせよ楽しみなパリーグCSファーストステージ2023となる事は間違いないと予想いたします。
パリーグのCSシリーズの日程は下記の通りです。
日程 | 組み合わせ | 開催スタンド |
10/14 | ロッテ対ソフトバンク | zozoマリンスタジアム |
10/15 | ロッテ対ソフトバンク | zozoマリンスタジアム |
10/16 | ロッテ対ソフトバンク | zozoマリンスタジアム |
10/17 | 予備日 | zozoマリンスタジアム |
CSステージは、非常にタイトなスケジュールとなっている上にファーストステージを勝ち上がったチームは中1日でファイナルステージが待っているので、パリーグCSファーストステージ2023先発投手予想は中々難しいものになります。
レギュラーシーズンとは違う選手起用になるのは必至です、ピッチャーは特にレギュラーシーズンならレギュラーシーズンを終え、中4日程度しかないのでローテーション通りには行かないことでしょう。
この過密日程での先発投手予想はプロの目からみても難しいのではないかと思われますが、レギュラーシーズンの実績を元に考えるのか、対戦相手との相性から見ていくのか気になるところです。
セオリー通りに考えるなら、共に最も重要になるはずの初戦はエースで勝ちにいきたいところです。
以上のことを踏まえた上で、パリーグCSファーストステージ2023先発投手予想をしてまいります。
第1戦 千葉ロッテマリーンズ対ソフトバンクホークスの先発投手予想
千葉ロッテは、ズバリエースで行くなら小島 和哉投手ですがレギュラーシーズン最終戦で投げた小島 和哉投手を投げさせられるかが大きなポイントになると思います。万が一佐々木 朗希投手が間に合えばCSシリーズでの登板も考えられます。
しかしいきなりの佐々木投手は、出してみないと分からない状態ですので、やはり中4日での小島 和哉投手が最有力ではないかと予想します。勿論、種市 篤暉投手の可能性も捨てきれませんが。
パリーグCSファーストステージ第1戦の先発投手予想、千葉ロッテ 小島 和哉投手
今季の小島 和哉投手の戦績は25試合に投げ10勝6敗、防御率3.47投球回数158.1と完封と完投試合はなかったものの終始安定していました。
今季の小島 和哉投手は何かと種市 篤暉投手と比べられがちです。登板数も小島25試合、種市23試合。勝利数は共に10勝、負け数は小島6試合、種市7試合。防御率も3.47・3.42と数字の上では互角です。
しかし勝率で小島 和哉投手は.625に対して種市 篤暉投手は.588とここで少し差が出ます。
今季開幕投手も努め最後も小島 和哉投手でCS2位の座を決め、レギュラーシーズンも小島投手だけがしっかりローテーションを守り通した、小島投手がやはりエースと呼ばれる所以です。
ここぞという時の勝負強さから、パリーグCSファーストステージ第1戦の先発投手は、小島 和哉投手だと予想いたします。
パリーグCSファーストステージ第1戦の先発投手予想、ソフトバンク 有原 航平投手
ソフトバンクでただ一人二桁勝利を挙げた有原 航平投手の今期戦績は、17試合に登板し10勝5敗、防御率2.31、完封試合も経験しており広島の今季エースと呼ばれるべき投手です。
有原投手の武器は、150Km/hを超える速球に加え、7つもの変化球を投げられる器用さが大きな武器です。
球速も直球の150キロ台と140キロ台のカットボール・シュート・ツーシーム、130キロ台のフォークとスライダー、それに加え120キロから130キロ台のチェンジアップ100〜110キロ台のカーブと多彩すぎる球種が打者を翻弄します。
ロッテと違い、十分とは言い切れませんが、休養が出来たパリーグCSファーストステージ第1戦の先発投手では、やはり有原 航平投手の先発が最も有力ではないかと予想いたします。
第2戦 千葉ロッテマリーンズ対ソフトバンクホークスの先発投手予想
こちらの試合もセリーグ同様、初戦の勝敗により、先発投手はかなり変動することは間違いありません。
引き分けもあるCSですが、やはりお互い勝ちに行く試合展開になると思いますので、弟2戦の先発予想は更に難しいと思います、セリーグと違い指名打者もあるのでそういった部分も考慮しなくてはならないのが、余計に予想が立てにくい理由でもあります。
ロッテの場合は、更に佐々木投手が投げられる状態にあるか無いかでも変わってきます。負ければ終わりという場面で佐々木投手は使いにくい状況にあることは間違いありません。
したがってロッテは、種市 篤暉投手の先発が有力でありソフトバンクは和田 毅選手が出てくるのではないかと予想します。
パリーグCSファーストステージ第2戦の先発投手予想、千葉ロッテ 種市 篤暉投手
種市 篤暉投手は23試合に登板し10勝7敗、防御率3.42完封・完投はともにありませんが、その実績は小島 和哉投手と遜色ないと言い切れます。
今季の種市 篤暉投手は、弟1戦に登板が予想される小島 和哉投手に匹敵する投手でありその戦績は23試合に登板し10勝7敗、防御率3.42投球回数136.2完封・完投はなしと、ほぼ小島 和哉投手と内容的には代わりません。
ひょっとすると、弟1戦に登板するかも知れません、そうなれば弟2戦の投手は小島投手という展開も十分考えられます、いずれにしても投げる機会は必ず出てくる投手であることは間違いないと予想いたします。
パリーグCSファーストステージ第2戦の先発投手予想、ソフトバンク 和田 毅選手
ソフトバンクは、まず和田 毅投手でほぼ間違いないと思います。和田投手の戦績は、21試合に登板し8勝6敗、防御率3.24、完封・完投はありませんがチーム内第2位の成績を残した投手です。
42歳という年齢と、プロ通算17年目の経験と実績は、疑いようがないかっこたるものがあります。大舞台での経験も十分持ち、マウンド度胸は人一倍と言われています。
必ず勝ちに行く投球を見せて頂けるものと確信しております、弟2戦の先発はベテランの力が発揮される場所になるような気がします、よって弟2戦の先発は和田 毅投手と予想いたします。
第3戦 千葉ロッテマリーンズ対ソフトバンクホークスの先発投手予想
弟3戦が行われるとしたら、まだ両チーム共にファイナルステージに行ける可能性が残っているということですので、データやその後のことは考えている場合ではない、状態ということになります。
中一日での登板や、時には2日続けての連投もありえますが、流石に弟1戦や弟2戦の先発投手の先発は考えにくいと思いますので、弟3戦での先発投手はロッテなら西野 勇士投手、ソフトバンクであれば坂東 湧梧投手ではないかと予想いたします。
状況的に見て弟3戦が行われるとしたら、乱打戦になりピッチャーを使い果たした結果か、一方的な試合になりピッチャーを温存できたかと言うことになるのではないかと予想できます。
パリーグCSファーストステージ第3戦の先発投手予想、ロッテ 西野 勇士投手
何れにせよロッテが西野 勇士投手を、温存出来たとすれば弟3戦の先発は西野 勇士投手でいけると予想いたします。
西野 勇士投手は18試合に登板し8勝5敗、防御率2.69完投は1試合あり、チーム内投手部門では3位という成績を収めています。
年齢も32歳プロ生活15年目とベテランの域に達していますので、十分先発としての資質は問題ありませんし、経験も豊富ですこの弟3戦まで投げていないとするなら西野 勇士投手と予想いたします。
パリーグCSファーストステージ第3戦の先発投手予想、ソフトバンク 坂東 湧梧投手
ソフトバンクも投手の消耗があまり激しくなく、弟3戦を迎えたとするならば坂東 湧梧投手ではないかと予想いたします。
板東 湧梧投手は、今年30試合に登板し5勝4敗、防御率3.04完投・完封共にありませんが、板東 湧梧投手より1勝多く勝っている東浜 巨投手よりも、被安打率・防御率で勝っており年齢も6歳若い27歳の板東 湧梧投手が適任ではないかと予想いたします。
CSシリーズは年間の実績よりも、直近の調子の良さが大事とされています。また体力的にもメンタル面でもより強い投手が必要です。
場合によっては連投も必要に迫られる場面もあるかも知れません、明日の試合よりも今戦っている試合を勝ち取ることが、CSでは最も求められる事を念頭に置き両チーム共に総力戦を挑んでくるでしょう。
連投や、先発ピッチャーが中継ぎや抑えとして登場する場面もあるのも、CSや日本シリーズならではの光景かも知れませんが、今年のレギュラーシーズンを戦って来たのはこの日のためなのですから。
パリーグCSファーストステージ2023スタメン予想
パリーグCSファーストステージ2023|スタメン予想!
CSステージならではのスタメンとなることは、容易に理解できます。勿論レギュラーシーズンのスタメン選手がメインになることは基本ですが、CSステージのような短期決戦では打順などは大幅に入れ替えてくると予想出来ます。
例えるなら出塁率が良い打順で、スタメンを組んでくることもあるでしょうし、また守備の良い選手を起用することもあると予想できます、弟1戦と弟2戦ではガラッとスタメンを入れ替えることもあるでしょう。
ある意味、CSファーストステージ2023スタメン予想は、先発投手を予想するより難易度は高いと思います、例えば普段外野を守っていた選手がファーストを守るなどはCSでの試合ではよくあることです。
そういったことを踏まえてスタメン予想を行ってみました。
千葉ロッテマリーンズ、スタメン予想
ポジション | スタメン選手名 | 試合数 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 安打 | 打点 | 盗塁 |
捕手 | 佐藤 都志也 | 103 | 278 | .218 | 4 | 52 | 22 | 0 |
1塁手 | 山口 航輝 | 115 | 474 | .235 | 14 | 99 | 57 | 0 |
2塁手 | 中村 奨吾 | 137 | 584 | .220 | 11 | 112 | 48 | 3 |
3塁手 | 安田 尚憲 | 122 | 472 | .238 | 9 | 99 | 43 | 2 |
ショート | 藤岡 裕大 | 93 | 380 | .277 | 1 | 86 | 22 | 7 |
レフト | 平沢 大河 | 57 | 170 | .170 | 3 | 23 | 8 | 3 |
センター | 藤原 恭大 | 103 | 361 | .238 | 3 | 78 | 21 | 5 |
ライト | 荻野 貴司 | 50 | 203 | .240 | 1 | 44 | 19 | 1 |
指名打者 | ポランコ | 125 | 497 | .242 | 26 | 108 | 75 | 0 |
千葉ロッテマリーンズの注目選手は、中村 奨吾と予想します。レギュラーシーズンではシーズン終盤打撃不振に陥りましたが、いい場面での打順ではチャンスを掴む野球勘の良さを買いました、彼がラッキーボーイとなればロッテは楽な展開で試合を運んでいけると注目してスタメンを予想しました。
福岡ソフトバンクホークス、スタメン予想
ポジション | スタメン選手名 | 試合数 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 安打 | 打点 | 盗塁 |
捕手 | 甲斐 拓也 | 139 | 420 | .202 | 10 | 74 | 44 | 0 |
1塁手 | 中村 晃 | 136 | 585 | .274 | 5 | 140 | 37 | 0 |
2塁手 | 三森 大貴 | 102 | 316 | .260 | 5 | 77 | 21 | 14 |
3塁手 | 川瀬 晃 | 102 | 208 | .236 | 0 | 42 | 15 | 2 |
ショート | 今宮 健太 | 126 | 484 | .255 | 9 | 109 | 48 | 4 |
レフト | 近藤 健介 | 143 | 492 | .303 | 26 | 149 | 87 | 3 |
センター | 周東 佑京 | 114 | 268 | .241 | 2 | 57 | 17 | 36 |
ライト | 柳町 達 | 116 | 375 | ..257 | 0 | 80 | 34 | 2 |
指名打者 | 柳田 悠岐 | 143 | 625 | .299 | 22 | 163 | 85 | 1 |
福岡ソフトバンクホークスの注目選手は、ずばり周東 佑京選手を挙げてみました。レギュラーシーズンで周東 佑京選手を、9月から1番に固定してから月間打率3割6分を記録するなどCS進出に大きく貢献したその実績を、CSシリーズでも発揮できれば、ソフトバンク有利な試合展開に持ち込めそうな勢いのある選手です、ぜひ周東 佑京選手にはラッキーボーイではなく、安定した1番として起用してほしいとの願望を入れつつ、注目選手と予想いたします。
まとめ
上記で記したことは、あくまでレギュラーシーズンを参考に予想いたしましたが、短期決戦ではラッキーボーイが現れたチームが勝つと良く言われています。
今回の、パリーグCSファーストステージ2023先発投手&スタメン選手に、ラッキーボーイは現れるのでしょうか、それも野球の楽しみ方の1つであることは間違いありません。
コメント