私はスマホを大手キャリアからSIMフリーに変えて約3年が経過しました。
SIMフリーをご検討されている方のために、SIMフリースマホを利用して感じたこと、料金、性能などを詳しくお伝えできたらと思います。
私が実際に利用している「HUAWEI P20 lite(スマホ本体)×LINEモバイル(格安SIM)」の組み合わせをご紹介します。
HUAWEI P20 lite×LINEモバイルを3年間利用した感想
私の利用プランと機種
- 利用プラン:LINEモバイル(コミュニケーションフリー 音声通話SIM 3G)
→LINEモバイルのプランはこちら - 機種:HUAWEI P20 lite
年間〇〇万円節約できた
格安SIMを利用する一番の目的は、ほとんどの方が“通信費の節約”だと思います。
では、実際にいくら節約できるのか、一番気になるところですよね。
もちろん契約するプランによりますが、私の場合は月7,000円、年間にして約84,000円も節約することができました。
以前はauを利用していて月々の支払いが約9,000円でしたが、LINEモバイルに変えてからは月々1,700円くらいの支払いです。
本体代金の約3万は一括払いで購入しましたが、半年で元は取れるので全く痛手ではありません。
ゲームやアプリの動作も問題ない
格安スマホを利用するときに気になるアプリの動作は、全く問題ありませんでした。
今流行りのFPS系のゲームやパズルゲームなども、動作がカクつくこともなくスムーズに操作することができました。
しかし、バッテリーの消耗と発熱はかなりあり、スマホに大きな負担がかかっていると思われます。
格安スマホだけに限られませんが、長時間プレイしていると手に低温やけどのような症状が出ることもあるので注意が必要です。
GPS機能や電波状態は良好
電波状況は地下や山奥に行くと繋がりにくいこともありますが、これは大手キャリアでも同じで、格安SIMだから繋がりにくいと感じたことは一切ありません。
また、私はカーナビ代わりとしてスマホでグーグルマップをよく利用しており、GPSのズレも少なくカーナビとして十分使えます。
高速を走行していてもしっかりとついてきてくれます。
カメラアプリはバージョンアップして綺麗に!
カメラの性能はバージョンアップを繰り返しており十分使えるレベルです。
安いデジカメを持つくらいなら、スマホのカメラ機能で十分でしょう。
実際に私がHUAWEI P20 liteの標準カメラで撮影した写真をご覧ください。
最近アップデートされたカメラで撮影した写真があまりなく、サンプル写真が少なくて申し訳ない…。
とにかく簡単にボケ感を出すことができるので、素人でも一眼で撮影したような写真を簡単に撮ることができる。
SIMフリースマホで不便を感じたことはない
SIMフリーのスマホを使っていない人によく「ちゃんと使えるの?」とか、「電波繋がるの?」と言われますが、私は不便を感じたことは一切ありません。
前記した通りアプリ、電波状況、GPS機能も問題なく使用できるレベルで、キャリアで契約したスマホと大きな差は感じませんでした。
もちろんSNSなどもアプリに関しても問題なく利用でき、SIMフリースマホだから不便だということはありません。
LINEモバイルがおすすめできない人もいる
格安スマホ×LINEモバイルを組み合わせて利用することで、費用を大きく節約することができます。
しかし、全員が大手キャリアより料金を安くできるとは限りません。
と言いますのも、LINEモバイルだけでなく格安SIMでは基本的に電話料金が高くなる傾向があります
大手キャリアではかけ放題プランなどもありますが、私が利用しているLINEモバイルでは30秒あたり20円の料金がかかります。
また、格安SIMではプランごとに使えるデータ容量が決まっているので、毎月の通信量が数十GBになるような使い方をしている方は高くなることもあります。
LINEモバイルのコミュニケーションプランでは、このような料金設定になっています。
容量 | データSIM | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 月額1,110円 | 月額1,690円 |
5GB | 月額1,640円 | 月額2,220円 |
7GB | 月額2,300円 | 月額2,880円 |
10GB | 月額2,640円 | 月額3,220円 |
10GBのプランでも月額3,220円で利用することができますが、YouTubeなど動画をよく見る方は10GBを超えることもあるので注意が必要です。
電話を利用する頻度が多い人、データ通信量が10GBを超える人は注意が必要!
HUAWEI×LINEモバイルを使う手順
HUAWEIの格安スマホとLINEモバイルの組み合わせで利用するための手順を、簡単にご紹介していきます。
キャリアから格安SIMに乗り換えをご検討している方は参考にしてください。
エントリーパッケージとスマホ本体を購入する
エントリーパッケージを事前に購入しておくと、申し込み時にかかる3,000円の登録事務手数料を抑えることがきます。
エントリーパッケージはAmazonで販売されていますので、スマホ本体と一緒に購入しておきましょう。
格安スマホ本体は、とくにこだわりがない方は私も使用している「HUAWEI P20 lite」か、最新版の「HUAWEI P30 lite」がおすすめです。
低価格の割に高性能なので、これまで10万以上するハイエンドモデルを使っていた方でも、違和感なく使用できます。
一括での購入が難しい場合は、LINEモバイルと端末のセットで24回分割購入もできるのでおすすめです。
分割購入にするとiPhoneが月々1,490円、HUAWEI P20 liteが月々840円で購入できます。
MNP予約番号を取得する
MNP(マイナンバーポータビリティ)とは、携帯電話会社を乗り換えても現在使用している電話番号を継続して利用できるサービスです。
現在契約中の携帯会社のショップ店頭や電話で、「MNP予約番号を取りたい」と言えばすぐに対応してくれます。
MNP予約番号には有効期限があり、予約番号取得から10日以内にLINEモバイルに申し込みしてください。
また、MNP予約番号を取得するだけでは、現在契約している携帯は解約されませんのでご安心を。
LINEモバイルのプランを決める
MNP予約番号を取得したらLINEモバイルを申し込みしていきますが、その前にプランを決めておきましょう。
LINEモバイルには大きく分けて3つのプランがあります。
LINEフリー | コミュニケーションフリー | MUSIC+ |
---|---|---|
LINEアプリのデータ消費ゼロ | LINE、Twitter、Facebook、Instagramのデータ消費ゼロ | SNS、LINE MUSICのデータ消費ゼロ |
1GB 1,200円 | 3GB 1,690円 5GB 2,220円 7GB 2,880円 10GB 3,220円 |
3GB 2,390円 5GB 2,720円 7GB 3,280円 10GB 3,520円 |
SIMには“データSIM”と“音声通話SIM”の2種類があり、上の表の料金は電話が使える“音声通話SIM”の月額料金です。
基本的に音声通話SIMを契約する場合が多く、コミュニケーションフリーの3Gプランが一番人気です。
LINEモバイルを契約する
プランが決まったらLINEモバイル公式サイトから申し込みをしましょう。
Amazonでエントリーパッケージを購入している場合は、エントリーコードなどを入力して申し込みします。
個人情報や本人確認書類、お支払い方法などを登録して申し込みを完了させる。
申し込み方法は簡単なので、案内通りやれば迷うことなく申し込みできると思います。
申し込みが完了して審査を通過するとSIMカードが発送されるので、届くまで待ちましょう。
SIMカードの受け取りと利用開始手続きをする
SIMカードが手元に届いたら利用開始手続きをします。
利用開始手続きは電話かウェブサイトから手続きができます。
利用開始手続きが完了すると契約している携帯電話会社が切り替わり、LINEモバイルを利用することができます。
利用開始手続きが完了するまでは、現在契約しているキャリアの通信が利用できます。
APN設定(通信の設定)をする
Amazonなどで購入したスマホは通信の設定がされておらず、そのままでは使用できないのでAPN設定をします。
APN設定はiOS端末とAndroid端末で設定方法がことなるので、詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
格安スマホ×格安SIMで携帯料金を節約する場合、早ければ早いほどお得になります。
私はすでに3年間利用しているので、これまで約25万円も節約している計算です。
なんとなくSIMフリーとか格安SIMとか聞くと「難しいんでしょ?」と思うかもしれませんが、実はそんな難しいことはありません。
確かに数年前はネットで調べても、SIMフリースマホの利用方法がイマイチわからないこともありましたが、今は格安SIMのウェブサイトで細かく説明されています。
その手順通りにやれば誰でも乗り換えは簡単にできるので、携帯代を少しでも節約したいと思っているなら今すぐに行動しましょう!
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