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今年も冬の風物詩、第103回全国高校ラグビー大会2024が迫ってきました!
今年フランスで行われたラグビーのワールドカップでは南アフリカのスプリングボッグスが優勝したが、日本代表のブレイブ・ブラッサムㇲは健闘したものの、、惜しくもグループリーグ敗退となってしましました。
今回は、ワールドカップで健闘した日本代表の次世代を占う、全国高校ラグビー大会2024優勝候補予想や、日程、歴史、注目選手、歴代優勝校などの紹介です!
第103回全国高校ラグビー大会2023-2024日程(組み合わせ)、試合会場、中継は?
第103回全国高校ラグビー大会2024の日程について先にご紹介します。
・第103回全国高校ラグビー大会2023-2024の組み合わせ抽選会は12月2日(土)、毎日新聞大阪本社オーバルホールにて13:00より行われます。
12月27日・12月28日 – 1回戦
12月30日 ・ 2回戦
1月1日 ・3回戦
1月3日 ・準々決勝
1月5日 ・準決勝
1月7日 ・決勝戦、閉会式
第103回全国高校ラグビー大会2024の試合会場
第103回全国高校ラグビー大会2024の試合会場はメインとなる花園ラグビー場と東大阪市多目的球技広場(2つ)の3会場です。これらは東大阪市の花園中央公園内に、それぞれ隣接しております。1回戦から決勝まで全席自由席です。大会中は3会場をフェンスで囲み、一度入場すれば、どの試合会場でも観戦可能です。
ただ、車椅子席のみ決められた場所で観戦する指定席ですので、その点はご注意ください。
戦略と肉弾戦の団体格闘球技であるラグビーを楽しむには生観戦をおすすめします!
第103回全国高校ラグビー大会2024の中継は?
第103回全国高校ラグビー大会2024の中継についてですが、中継はテレビ、インターネット中継ともに毎日放送で行われます。
組み合わせ抽選会
2023年12月2日(土)13:00
テレビでの試合中継は毎日放送や全国各地の民放とJSPORTSで行われます。インターネットの中継は大会公式サイト「HANAZONO LIVE」にて全試合無料配信されます!仕事など、都合がつかない方々でも、後追いで楽しむことができます。
また、JSPORTSオンデマンドでは全試合ライブで配信されます!
それぞれの都合に合わせて全国高校ラグビーをお楽しみください!
全国高校ラグビー大会2024の優勝候補、優勝予想!
全国高校ラグビー大会2024も全国各地の予選を突破した各校が、日本一を目ざして花園に集結します。若き才能と情熱がぶつかり合いが楽しみですが。、その優勝候補や優勝校を予想してみたいと思います。
優勝候補予想!本命! 桐蔭学園(神奈川県代表)
まず初めに優勝候補として予想されるのは本命!桐蔭学園高校(神奈川県代表)です!(2大会ぶり21回目)
ここ数年の実績や、多くの方が口をそろえて本命視しています。高校日本代表候補をズラリとそろえたメンバー層の厚さが注目ですが、その中でも、司令塔のSO萩井耀司選手、FBの吉田晃己選手、NO8のキャプテン 城央祐選手に注目です。
優勝候補予想!対抗!東福岡(福岡県代表)
優勝候補予想2つ目は、前回優勝の東福岡高校(福岡県代表)です!(24大会連続34回目)
桐蔭学園に対抗する存在として、こちらも多くの方が口をそろえて東福岡の名前を挙げています。選手たちの自主性を重んじ、オフもしっかりとるなど、藤田監督の方針のもと、高校日本代表候補にも数多く選手を輩出してます。 LO倉掛太雅選手、キャプテンのHO高比良恭介選手、CTB内田陽太朗選手が注目です。
優勝候補予想!佐賀工業(佐賀県代表)
優勝候補予想3つ目は佐賀工業高校(佐賀県代表)です。49大会連続出場、および通算52大会出場は今大会最多です。
夏に長野県上田市で行われた第10回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会では初優勝を飾りました。今大会でも舞がいなく優勝を狙ってくるでしょう!
注目選手はPR3本山淳祥選手、NO8中川内優太選手、CTB大和哲将選手、SO服部亮太選手の活躍が期待されます。
以上の3校が今大会の最上位シード校”Aシード”に選出されています。
優勝候補予想!國學院栃木(栃木県代表)
他のシード校としてはBシードとして――
・茗渓学園(茨城県代表)
・國學院栃木高校(栃木県)
・中部大春日丘高校
・関大北陽高校
・大阪桐蔭高校
・東海大大阪仰星高校
・報徳学園
・石見智翠館高校
・尾道高校
・大分東明高校
が選出されました。いずれ劣らぬ実力校ぞろいですが、その中でも優勝候補として予想されるのが國學院栃木高校(栃木県代表)!こちらはダークホースとしてあげたいと思います。
多くの方が本命と認める桐蔭学園高校に関東大会では17-13と接戦を演じており、今大会ラグビーファンをアッと驚かせる存在かもしれません。
優勝候補予想!報徳学園(兵庫県)
Bシードからもう1校、前回準優勝、報徳学園高校(兵庫県代表)です。前年度は最後の最後で高校三冠を逃してしまいました。今年は高校選抜ラグビーではベスト8、夏のセブンズでは準決勝進出と上位に入っています。今大会は昨年目前で逃した栄光を奪おうと虎視眈々と狙ってくるはずです。
注目選手はSO坂本瞭選手、WTB長谷川 諒選手、LO坂本瞭選手、キャプテンのCTB菊川迪選手です。
全国高校ラグビー大会2024の注目出場校
初の合同チーム代表、福井県代表若狭東・敦賀合同チーム
第103回全国高校ラグビー大会2024では、史上初めて合同チームとして福井県代表の若狭東・敦賀両行の合同チームが初の出場を決めました。
ラグビーは1チームの人数も多く、地方では特に影響が大きい少子化のため、チーム編成に困難をきたすスポーツチームも多いかと思いますが、今大会で両校の選手たちが「ONE TEAM」としてどこまでまとまって全国の舞台で戦うのか?
その過程はラグビーのみならず、今後増えるであろう日本の各スポーツの合同校チームでも参考になるはずです。
「”RUGBY UNION” FUKUI」は、そのような意味でも注目したいですね。
長崎県代表は激闘の末、試合では決着がつかず抽選で長崎南山が花園へ
第103回全国高校ラグビー大会2024で最後に代表校が決まった長崎県予選の決勝戦が長崎北陽台と長崎南山の両校で争われ、双方相譲らず26-26の同点引き分けで両校優勝となりました。しかし、長崎県代表として全国大会に出られる枠は1つしかありません。
同点となった場合、花園出場を決める基準として
1.トライの数
2.ゴールキックの数
の順で出場校を決めますが、今回はそれでも決まらず、抽選の結果、長崎南山高校が花園行きとなりました。
残念ながら出場を果たせなかった長崎北陽台の思いも背負い「長崎南山ラグビー」を披露できるか?こちらも注目です。
全国高校ラグビー大会の歴代優勝校について
全国高校ラグビー大会は高校ラグビー界の頂点を決める大会ですが、これまでも熱き戦いと、新たな夢と希望を次世代へつないできました。そんな全国高校を彩ってきた栄光の系譜(歴代優勝校)を振り返ってみましょう。
歴代優勝校
回 | 年度 | 優勝 | 準優勝 |
1 | 1917 | 全同志社(京都) | 京都一商(京都) |
2 | 1918 | 三高(京都) | 同志社中(京都) |
3 | 1919 | 同志社中(京都) | 京都一商(京都) |
4 | 1920 | 同志社中(京都) | 京都一商(京都) |
5 | 1921 | 同志社中(京都) | 京都一商(京都) |
6 | 1922 | 同志社中(京都) | 立命館中(京都) |
7 | 1923 | 同志社中(京都) | 京都一商(京都) |
8 | 1924 | 京都一商(京都) | 天王寺中(大阪) |
9 | 1925 | 同志社中(京都) | 南満工(満州) |
大正天皇崩御のため中止 | |||
10 | 1927 | 同志社中(京都) | 天王寺中(大阪) |
11 | 1928 | 同志社中(京都) | 早実(東京) |
12 | 1929 | 慶応普通部(東京) | 同志社中(京都) |
13 | 1930 | 京城師範(朝鮮) | 天理中(奈良) |
14 | 1931 | 京城師範(朝鮮) | 同志社中(京都) |
15 | 1932 | 京城師範(朝鮮) | 天理中(奈良) |
16 | 1933 | 秋田工(秋田) | 京城師範(朝鮮) |
17 | 1934 | 鞍山中(満州)、台北一中(台湾)※引き分けで両校優勝 | |
18 | 1935 | 天理中(奈良) | 神戸一中(兵庫) |
19 | 1936 | 培材高普(朝鮮) | 台北一中(台湾) |
20 | 1937 | 秋田工(秋田) | 養正高普(朝鮮) |
21 | 1938 | 撫順中(満州) | 秋田工(秋田) |
22 | 1939 | 撫順中(満州) | 秋田工(秋田) |
23 | 1940 | 台北一中(台湾) | 福岡中(福岡) |
24 | 1941 | 北野中(大阪) | 天王寺中(大阪) |
24 | 1941 | 福岡中(福岡) ※24回大会は2会場で実施 | 鞍山中(満州) |
25 | 1942 | 天王寺中(大阪) | 福岡中(福岡) |
1943年~1945年 第2次世界大戦のため中断 | |||
26 | 1946 | 福岡中(福岡) | 神戸二中(兵庫) |
27 | 1947 | 秋田工(秋田)、函館市中(北海道)※引き分けで両校優勝 | |
28 | 1948 | 秋田工(秋田) | 四条畷(大阪) |
29 | 1949 | 秋田工(秋田) | 福岡(福岡) |
30 | 1950 | 天王寺(大阪) | 秋田工(秋田) |
31 | 1951 | 秋田工(秋田) | 北見北斗(北海道) |
32 | 1952 | 秋田工(秋田) | 北見北斗(北海道) |
33 | 1953 | 福岡(福岡) | 保善(東京) |
34 | 1954 | 慶応(神奈川) | 秋田工(秋田) |
35 | 1955 | 秋田工(秋田) | 保善(東京) |
36 | 1956 | 秋田工(秋田) | 盛岡工(岩手) |
37 | 1957 | 保善(東京) | 日大二(東京) |
38 | 1958 | 秋田工(秋田) | 盛岡工(岩手) |
39 | 1959 | 保善(東京) | 北見北斗(北海道) |
40 | 1960 | 秋田工(秋田) | 保善(東京) |
41 | 1961 | 保善(東京) | 京王(東京) |
42 | 1962 | 天理(奈良) | 北見北斗(北海道) |
43 | 1963 | 保善(東京) | 京王(東京) |
44 | 1964 | 秋田工(秋田) | 天理(奈良) |
45 | 1965 | 盛岡工(岩手) | 天理(奈良) |
46 | 1966 | 天理(奈良) | 京王(東京) |
47 | 1967 | 福岡電波(福岡) | 目黒(東京) |
48 | 1968 | 秋田工(秋田) | 目黒(東京) |
49 | 1969 | 目黒(東京) | 諫早農(長崎) |
50 | 1970 | 盛岡工(岩手) | 天理(奈良) |
51 | 1971 | 天理(奈良) | 目黒(東京) |
52 | 1972 | 目黒(東京) | 花園(京都) |
53 | 1973 | 目黒(東京) | 大分舞鶴(大分) |
54 | 1974 | 大分舞鶴(大分) | 花園(京都) |
55 | 1975 | 国学院久我山(東京) | 目黒(東京) |
56 | 1976 | 目黒(東京) | 花園(京都) |
57 | 1977 | 大工大高(大阪) | 秋田工(秋田) |
58 | 1978 | 国学院久我山(東京) | 黒沢尻工(岩手) |
59 | 1979 | 目黒(東京) | 国学院久我山(東京) |
60 | 1980 | 伏見工(京都) | 大工大高(大阪) |
61 | 1981 | 大工大高(大阪) | 秋田工(秋田) |
62 | 1982 | 国学院久我山(東京) | 目黒(東京) |
63 | 1983 | 天理(奈良) | 大分舞鶴(大分) |
64 | 1984 | 秋田工(秋田) | 相模台工(神奈川) |
65 | 1985 | 大東大一(東京) | 本郷(東京) |
66 | 1986 | 国学院久我山(東京) | 熊谷工(埼玉) |
67 | 1987 | 秋田工(秋田) | 相模台工(神奈川) |
68 | 1988 | 茗溪学園(茨城)、大工大高(大阪) ※天皇崩御のため決勝戦は開催されず両校優勝 | |
69 | 1989 | 天理(奈良) | 啓光学園(大阪) |
70 | 1990 | 熊谷工(埼玉) | 天理(奈良) |
71 | 1991 | 啓光学園(大阪) | 国学院久我山(東京) |
72 | 1992 | 伏見工(京都) | 啓光学園(大阪) |
73 | 1993 | 相模台工(神奈川) | 東農大二(群馬) |
74 | 1994 | 相模台工(神奈川) | 長崎北陽台(長崎) |
75 | 1995 | 大工大高(大阪) | 秋田工(秋田) |
76 | 1996 | 西陵商(愛知) | 啓光学園(大阪) |
77 | 1997 | 国学院久我山(東京) | 伏見工(京都) |
78 | 1998 | 啓光学園(大阪) | 大工大高(大阪) |
79 | 1999 | 東海大仰星(大阪) | 埼工大深谷 (埼玉) |
80 | 2000 | 伏見工(京都) | 佐賀工(佐賀) |
81 | 2001 | 啓光学園(大阪) | 東福岡(福岡) |
82 | 2002 | 啓光学園(大阪) | 東福岡(福岡) |
83 | 2003 | 啓光学園(大阪) | 大分舞鶴(大分) |
84 | 2004 | 啓光学園(大阪) | 天理(奈良) |
85 | 2005 | 伏見工(京都) | 桐蔭学園(神奈川) |
86 | 2006 | 東海大仰星(大阪) | 東福岡(福岡) |
87 | 2007 | 東福岡(福岡) | 伏見工(京都) |
88 | 2008 | 常翔啓光学園(大阪) | 御所工(奈良) |
89 | 2009 | 東福岡(福岡) | 桐蔭学園(神奈川) |
90 | 2010 | 桐蔭学園(神奈川)、東福岡(福岡)※引き分けで両校優勝 | |
91 | 2011 | 東福岡(福岡) | 東海大仰星(大阪3) |
92 | 2012 | 常翔学園(大阪) | 御所実(奈良) |
93 | 2013 | 東海大仰星(大阪) | 桐蔭学園(神奈川) |
94 | 2014 | 東福岡(福岡) | 御所実(奈良) |
95 | 2015 | 東海大仰星(大阪第1) | 桐蔭学園(神奈川) |
96 | 2016 | 東福岡(福岡) | 東海大仰星(大阪第1) |
97 | 2017 | 東海大仰星(大阪第2) | 大阪桐蔭(大阪第1) |
98 | 2018 | 大阪桐蔭(大阪第1) | 桐蔭学園(神奈川) |
99 | 2019 | 桐蔭学園(神奈川) | 御所実(奈良) |
100 | 2020 | 桐蔭学園(神奈川) | 京都成章(京都) |
101 | 2021 | 東海大大阪仰星(大阪第2) | 国学院栃木(栃木) |
102 | 2022 | 東福岡(福岡) | 報徳学園(兵庫) |
最多優勝は秋田工業高校の15回、再連続優勝は戦前の同志社中が5連覇を成し遂げています。また外地と呼ばれていた現在の台湾、韓国、中国のチームも優勝や上位入賞をはたしています。
戦争で中断した期間もありましたが、これまで1世紀以上にわたり全国高校ラグビーは若きラガーマンのあこがれや目標として開催されてきました。現在の試合会場となっている花園ラグビー場には、ラグビーの聖地らしく「ラグビーミュージアム」がございます。高校のみならず、文化としてのラグビーや日本ラグビーが積み重ねてきた歴史を感じられますので、観戦の際に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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まとめ
第103回全国高校ラグビー大会2024は、2023年12月27日から1月7日まで、大阪府東大阪市の花園ラグビー場をメイン会場として開催されます。
優勝候補は、2大会ぶりの優勝を目指す桐蔭学園高校、前回優勝の東福岡高校、そして佐賀工業高校などがあげられますが、それだけでなく、初の合同チーム代表となった福井県代表の若狭東・敦賀両行の合同チームなど、各地域の代表の頑張りにも注目です。
全国高校ラグビー大会は、若きラガーマンたちの熱き戦いと、新たな夢と希望を次世代へつなぐ大会です。今年の大会も若きラガーマン達の熱戦が繰り広げられることを期待しましょう!
コメント
コメント一覧 (2件)
面白い記事でした。
1点のみ、よろしいでしょうか?
7人制準優勝は報徳ではな桐蔭では?? カップ戦ですよね。
ご指摘の通り、報徳学園は準決勝で桐蔭学園に敗れており、正しい情報は「準決勝進出」でした。。ご指摘いただき、ありがとうございます。