免許証の写真がブサイクすぎる!殆どの方がそう思っていらっしゃる筈です。
それでは綺麗に撮るコツや写真の持ち込み・変更などは出来るのでしょうか?
長い付き合いになる免許証の写真について今回は少し深く掘り下げてみましょう。
免許証の写真がブサイクすぎる理由

何故でしょうか?免許証の写真がブサイクすぎるほど、酷く見える理由を考えてみましょう。何か綺麗に撮るコツなどはないのでしょうか?
何故か運転免許証の所持者の大半は、自分の運転免許証の写真に満足していない人だと言えます。
その理由は「何か指名手配の犯罪者みたい」とか全然自分の顔に見えないなどが多いようです。
この現象は男女問わず起こる問題です、免許証を人に見せる機会というものは案外多いものです。その度にもう少しいい写真ならと思ったことは一度や二度ではない筈です。
なぜ皆、免許証の写真に満足していないのでしょうか?その一番の理由として最も多い理由が表情です。味もそっけもない表情で写る自分の顔を見るたびため息が出ます。
運転免許証の写真がブサイクすぎる理由ベスト3

運転免許証の写真がブサイクに写る理由を幾つか探してみますと以下の理由が多かったのでご紹介いたします。
理由その①日頃の自分が見ている姿とかけ離れているから
免許証の写真は見事なほど皆さん同じ表情で写真を撮っています。それは殆どの人が免許センターで写真を撮るからです。
流れ作業のように次々と写真を撮っていきますが、係の人の指示に従って写真を撮る時間はほぼ1分程度ではないでしょうか、それで見栄えの良い写真など撮れる訳がありません。
写真を撮る係の人もカメラマンではありません、係の人なのです。求められているのはしっかり顔が識別出来るかだけです。表情には一切興味がない人が撮る写真です。
どんな写真が撮れたかは、免許証が交付されて初めて分かる仕組みです。その状況でめいっぱい満足な表情を作れる方はそうはいません。
したがって運転免許証の写真は、常日頃自身で見ている顔とは違ったように感じる写真の出来上がりです。
多くの人が「これが私」と思わず口走りそうになるのを、堪えている感覚です。
理由その②正面からだけの写真で見栄えのいい角度で撮れないから
運転免許証の写真は真正面を向いて撮影します、顔の向きの調整などは出来ない仕組みです。いわゆる表情を作る作業は禁止されます。無表情で真正面を向いた写真は怖いです。
おまけに画質も悪いとなれば、なお一層これが自分と思ってしまう写真が出来上がるのです。いわゆる証明写真の出来上がりです。目的は自分の証明さえできればよい写真です。
求められていないのです証明写真に美しさとか個性などは、その最たるものが免許証の写真ということではないでしょうか?
理由その③撮影にかける時間が短すぎる
たった1分で良い写真が撮れる訳もなく、写す方も撮られる側も全くの素人です。そこに完成度を求めるのは無理というものですよね。
目的は本人確認です、それ以外の目的は運転免許証には求められてはいません。ですのでこれまでもまたこれからも運転免許証の写真は殆どの方がブサイクに写り続けられる事でしょう。
現実とは時により残酷なものです、上記で述べたように免許センターもしくは近くの警察署で免許の更新をする以上多くを望めないのが現実というものなのです。
免許証の写真をキレイに撮るコツ

運転免許証の写真を綺麗に撮るコツはあるのです。後ほど詳しく解説致しますが、運転免許証の写真をキレイに満足できる写真にすることは可能です。
免許証写真のコツはメイクも重要
運転免許証に写る写真は胸から上頭のてっぺんまでです。主に顔を写すわけです。ここでは運転免許証の写真に関する規定を記載いたします。
- 縦3cm横2.4cm(国外運転免許証申請時は縦5cm横4cm)
- カラー写真
- 無帽(宗教上あるいは医療上の理由がある場合は着帽でも可)
- カラーコンタクト不可
- ※東京都のみ頭上の余白が3mm程必要
運転免許証の写真として認められないもの
- 横向きの写真、うつむいている写真もNG
- 顔の位置が写真の中央にない写真
- 明るすぎても・暗すぎてもNG
- 髪や着衣で顔が隠れている写真
- はっきりとした笑顔の写真
- 目線が正面を向いていない写真
- 目をしっかり開けていない写真
- 背景が原色の色やグラデーションがかかっている写真
- 画質が極端に悪い写真
- 合成や修正している写真
※参考:警視庁の「各種申請用写真のご案内」より抜粋
このように運転免許証の写真には細かい規格があるためメイクも規格を考慮したものでなければなりません。
運転免許証の写真は自分で用意しなくとも免許センターで係員に撮って頂けますが、係員に撮ってもらった写真は上記でも記しておりますが、満足いくかは疑問が残ります。
運転免許証の写真を少しでも良くしたいなら自身で写真を用意する方が良いと思いますが、運転免許証の写真の持ち込み条件は、地域や施設などで違いますので要確認が必要です。
運転免許証の写真はメイクした顔でもよいのか?
「運転免許証の写真はメイクした顔でもよいのか?」という疑問もあるでしょう。
運転免許証の写真に関してメイクに関する項目は特にありません。規格なども警察側で決めている訳でもありませんので、極端でなければメイクが駄目ということはございません。
運転免許証の写真のメイクで気を付けたいポイント
運転免許証の写真のメイクで気を付けたいポイントもご紹介します。
運転免許証の目的である身分証明書として利用できないほど、実物と写真のギャップのあるものは避けなければなりません。
よって運転免許証に使用する写真は提示した際スムーズに本人確認が出来るものにしなければなりません。免許証の写真にするメイクはナチュラルメイクが適しています。
免許証の写真は変更出来るようになったってホント?

運転免許証の写真を変更できるようになりました。2019年12月以降「運転免許証の写真を変えたい」という理由で免許証の再交付が可能になりました。
ただし、都道府県により持参写真は認めていない場合もあります。それと再交付には手数料2,250円が必要です。
免許証の期限は3年から5年

運転免許証の期限は3年から5年と比較的永く所持し続けるものです。その間免許証を提示する度に、もう少しまともに撮っておきたかったと思うのが写真です。
しかし以前と違い写真を自身で持ち込むことが可能になった今、免許センターで撮るより街の写真屋さんで撮って貰えば随分と印象の違う写真を使えるようになりました。
少なくとも犯罪者の指名手配のような写真とはさよなら出来そうです。さすがにプロが撮る写真の出来栄えは撮ったことのある方なら納得できると思います。
最近では街の写真屋さんも、免許用の写真を撮りたいと告げれば、サイズも規約もしっかりとした写真に仕上げて頂けます、是非一度お試しください。
まとめ
免許証の写真がブサイクすぎる!もっと綺麗に撮りたいと思う方は上記に記載している写真に関する既定の範囲内でご自身で撮るなり、写真屋さんで撮ることです。
少しの手間と手数料はかかりますが、免許センターの一発撮りとは違いある程度納得のいく写真を入手することが可能です。
また現在の免許証の写真が我慢できない方は、免許の写真を変えたいという理由でも、再交付して頂けますので次の更新を待たずとも写真の変更は可能です。
殆どの方は何か身分証明書が必要な時用に、財布などにいつもお持ちのな筈の免許証ですので出来るならご自身の納得いくものを所持しておきたいですよね。
そういう方は写真をすぐにでも変えることをお勧めします。
コメント