第105回全国高等学校野球選手権記念大会。
通称、夏の甲子園大会2023年度夏の大会の出場校49代表が決まりました。
2023年の大会優勝候補を大予想!各スポーツ紙の戦力分析等も参考に独自の視点からも大胆な優勝予想をしてまいります。
前評判の高かったチームが予選敗退するなど、毎年荒れる夏の甲子園大会ですが、今年は俗に言われる強豪校も多く参加しております。
組み合わせ等にもよりますが、どのチームにもチャンスは平等です。果たして注目選手は?
深紅の優勝旗を持ち帰る栄冠を勝ち取るのはどこのチームでしょうか、それでは皆様独自の予想と比べながらお楽しみ下さい。
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夏の甲子園大会2023の日程
今年も暑い夏をさらに熱くする、全国高等学校野球選手権夏の大会の日程・出場校も決まり、高校球児の真の頂点を目指す大会の始まりです。
日本の夏の風物詩ともなっている夏の甲子園は、連日多くの高校野球というより夏の甲子園大会を見たいという熱烈なファンと、各高校の応援団で連日超満員なること間違いのない大会です。
コロナ渦だった昨年までとは違い、今年は全面開放されたスタンドでは各応援団のブラスバンドとチアリーダーによる応援合戦も見どころの一つです、選手の一挙一動に湧き上がる応援は、まさに甲子園ならではものです。
投げては三振、打ってはホームランなど、各選手に寄せられる期待は最後の一球まで続きます。
負ければそこですべてが終わるトーナメント方式は時に残酷でもある反面、その裏ではだからこその全力プレーが見られるのも夏の甲子園という魔物が潜む大会ならではの事です。
日程 | 2023年8月6日(日)〜8月22日(火) |
組み合わせ抽選会 | 2023年8月3日 |
休養日 | 3回戦・準々決勝・準決勝翌日の計3日 |
会場 | 阪神甲子園球場 |
出場校 | 全国各県より選出された49代表校(東京都・北海道は各2校) |
参加校 | 全国3486チーム(3744校)が参加 |
夏の甲子園大会2023の優勝予想!4年ぶり5回目の履正社が大本命
今回の出場校を見れば、皆様も一度は耳にしたこともある有名校・古豪・強豪校が今年も名を連ねています。
私たち高校野球ファンにとって、どこのチームが「深紅の大優勝旗」を持ち帰るのかはやはり大きな話題の一つです。やはり地元愛の塊ともいえる県代表である以上、地元のチームが勝ち上がることを期待しながら観戦するのは、嬉しくもはらはらしながら観戦する緊張感も甲子園ならではの醍醐味です。「スポーツ紙の戦力分析」は当然専門家の視点から見て有益です
地元チームを応援することは楽しみの大半と言って過言ではありませんが、それとどこが優勝旗を持ち帰るのかの予想を立てることはまた違い、夏の甲子園2023年大会のを楽しむ為にも、上記にも記した通り「各スポーツ紙」などのチーム別「戦力分析」の記事などを参考に盛り上がるのも、また正しい夏の甲子園2023年大会の楽しみ方です。
ざっと見渡しても、岩手代表の花巻東高校、宮城代表の仙台育英、埼玉代表の浦和学園、大阪代表の履正社、それ以外にも日大三校・慶応義塾高校・愛知工大名電・星稜高等学校・広陵高校など、出場回数10回以上を誇る高校が名を連ねています。
2023年の夏の甲子園初出場となる高校も6校あり、どのチームも実力を兼ね備えた49校と言っても過言ではないでしょう。どの試合も間違いなく夏の甲子園を沸かせる試合をすることに、違いのない熱戦が繰り広げられる事でしょう。各スポーツ紙の戦力分析を独自に、また分析するのも一興です。
その中でも2023年の今年、4年ぶり5回目の出場となる履正社は、高校野球夏の甲子園をかけた決勝戦で、こちらも高校野球では名門中の名門である大阪桐蔭高校を3対0の完封勝利で切符を手にしました。
夏の甲子園2023年大会の優勝候補校と注目選手について
今年の履正社は、2019年に全国制覇を成し遂げた年から4年ぶりの出場となりました。
ちなみに履正社は春夏連続となる甲子園出場校となります。2023年も夏の大会をかけた大阪桐蔭高校との地区大会決勝戦では、大阪桐蔭の大エース前田悠伍投手を打ち込んでの勝利でした。
注目選手であった大阪桐蔭のエース、前田悠伍投手は小学2年生の時より高月野球スポーツ少年団で野球を始め、6年生の時にはオリックスJrでプレーし中学時代には各年代で少年野球の日本代表に選ばれています。高校進学時には2年生投手として春の甲子園大会優勝投手になったほどの投手でした。
その投手を打ち込んでの優勝はある意味での驚きだったでしょう。
大阪地区大会は、どの地区よりも激しいと言われています。その大阪地区大会での履正社の優勝は非常に価値があり、決勝の相手、大阪桐蔭の前田悠伍投手はある意味甲子園に勝ち上がってきたどのチームのエースにも引けを取るものでは無かったことは間違いありません。
履正社は過去にも甲子園で夏の大会での優勝経験をもち、春の選抜では準優勝を飾っています。地区大会での圧巻の勝利を挙げた、このチームを優勝候補に押す最大の理由はここにあります。
履正社高校の注目選手 坂根 葉矢斗選手
坂根葉矢斗選手は、高校野球の選手としては小柄で171Cmしかないながらも、強肩・強打の選手です。ポジションは捕手としてチームを牽引する事が彼の役割であり見事にその責を担っています。
捕手としての強肩ぶりは、キャッチングしてから2塁までの送球時間が2秒を切るという凄まじいものです。打順も4番を務めることが多く、プロ野球の各スカウト担当者が今年のドラフト会議の注目選手であり、高順位で指名される事がほぼ確定していると言っても過言ではありません。2023年名との甲子園大会No1捕手の呼び声が高い選手です。
履正社高校の注目選手 福田幸之介選手
福田幸之介選手は履正社高校の投手でありエースとして、その実力はプロスカウト陣から熱い視線を送られている注目選手です。身長180Cm体重83Kgと堂々の体格に恵まれたその身体から球速150キロ台のストレートを武器に、スライダー・カーブ・チェンジアップなど多彩な変化球を織り交ぜた投球は圧巻です、左腕であるという点でも2023年夏の甲子園大会注目の投手です。
福田選手も小学2年生から、野球人生をスタートさせ中学では野球部ではなく「大阪紫島ボーイズ」でプレーしていました。履正社高校に進学し野球部に在籍してからは、1年生の時よりベンチ入りを果たすなど頭角を表し始めたのです。
高校3年の春の甲子園の地区大会では、準決勝・決勝など2試合にリリーフとして登板する機会を与えられるまでに成長していました。そして2023年春の選抜甲子園大会では背番号がついに1番となり名実ともに履正社高校のエースの座を射止めたと言っても良いと思います。
2023年夏の甲子園地区大会決勝では、プロ注目の大阪桐蔭の大エース前田悠伍投手と投げ合い、この試合で福田選手は大阪桐蔭の超強力打線を9回まで3安打無失点に封じ込めた圧巻の投球を見せています。彼もまた今年のドラフトの目玉であることは間違いありません。
履正社高校を狙う優勝候補予想は仙台育英高校
昨夏の優勝経験があり、その時の多くの選手が残っている仙台育英高校はある意味では、こちらが本命と見る方の方が多いのではないかと思えるほど、チームとして熟成され洗礼されています。
投手陣にはエースの高橋選手、湯田選手と二人の右腕の投手に加え、左腕の仁田選手と3名とも145Kmを超えるストレートを持っており誰が投げても打ち崩すにはかなり手こずる投手ばかりです、春の選抜甲子園にも出場経験があり惜しくも優勝は逃しましたが、その雪辱に燃えているチームは非常にどのチームにしても戦うには怖いチームです。
決勝までに、万が一履正社高校対仙台育英高校がぶつかる様なことになれば事実上の決勝戦と呼ばれること間違いない試合となりますね。
スポーツ紙の戦力分析
学校名 | 地区 | 日刊 | スポ ニチ | 報知 | サン スポ |
クラーク | 北北海道 | C | B | C | B |
北海 | 南北海道 | C | B | B | B |
八戸学院光星 | 青森 | B | B | B | B |
花巻東 | 岩手 | B | B | B | A |
ノースアジア大明桜 | 秋田 | B | C | C | B |
日大山形 | 山形 | B | B | C | B |
仙台育英 | 宮城 | A | 特A | A | A |
聖光学院 | 福島 | C | B | C | B |
土浦日大 | 茨城 | B | B | B | B |
文星芸大付 | 栃木 | B | B | C | C |
前橋商 | 群馬 | B | C | C | B |
専大松戸 | 千葉 | B | A | A | A |
浦和学院 | 埼玉 | A | A | B | B |
共栄学園 | 東東京 | C | C | C | B |
日大三 | 西東京 | B | B | B | B |
慶応 | 神奈川 | A | A | A | A |
東海大甲府 | 山梨 | B | B | B | B |
東京学館新潟 | 新潟 | C | B | C | C |
上田西 | 長野 | C | B | B | C |
富山商 | 富山 | C | C | C | C |
星稜 | 石川 | B | B | B | A |
北陸 | 福井 | B | B | B | C |
浜松開誠館 | 静岡 | B | B | C | C |
愛工大名電 | 愛知 | B | B | B | B |
大垣日大 | 岐阜 | B | B | B | B |
いなべ総合学園 | 三重 | C | B | C | C |
近江 | 滋賀 | B | B | B | A |
立命館宇治 | 京都 | B | B | B | B |
履正社 | 大阪 | A | A | A | A |
社 | 兵庫 | B | B | B | B |
智弁学園 | 奈良 | A | A | A | A |
市立和歌山 | 和歌山 | B | B | B | B |
おかやま山陽 | 岡山 | B | B | B | B |
広陵 | 広島 | A | 特A | A | A |
鳥取商 | 鳥取 | C | C | C | C |
立正大淞南 | 島根 | C | B | C | B |
宇部鴻城 | 山口 | B | B | C | B |
英明 | 香川 | B | B | B | B |
徳島商 | 徳島 | B | B | B | B |
川之江 | 愛媛 | B | C | C | C |
高知中央 | 高知 | C | B | B | C |
九州国際大付 | 福岡 | B | A | B | B |
鳥栖工 | 佐賀 | C | B | C | C |
創成館 | 長崎 | B | B | B | C |
東海大熊本星翔 | 熊本 | B | B | C | B |
明豊 | 大分 | B | A | B | B |
宮崎学園 | 宮崎 | C | B | C | C |
神村学園 | 鹿児島 | B | B | B | B |
沖縄尚学 | 沖縄 | B | A | B | B |
夏の大会に限らず、高校野球の試合分析とは、昨年や近春の大会などの成績がほぼ当てにならないものだという点を念頭に於いて為されるべきです。
記録としては、過去の事象は残りますが、伸び盛りの選手にとっては数か月と言う期間は、見違うばかりに変貌する余地を選手個人にも、チームにももたらすには充分な時間になるからです。
一回負ければその時点で全てが終わるトーナメントですので、強いて分析するならそのチームの監督の采配なども、大きな判断材料の要素である点を考慮するのも興味深いのではないかと思います。
周辺の混雑・渋滞情報について
夏の甲子園2023が開催されている間は、甲子園球場周辺の混雑や渋滞が予想されます。
特に試合開始前の30分~試合終了後の1時間前後は混雑・渋滞しますのでご注意ください。
なお、周辺の駐車場も軒並み満車となる可能性が高いので、早めに会場へ来て駐車するか予約しておくのがオススメです!
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まとめ
さて、夏の甲子園2023の優勝候補、注目選手をみてきました。
よく言われる言葉に、甲子園には魔物が住むと言われています。
どれほどの投手を擁しても必ず勝てる保証など皆無です。
初出場・初優勝校が生まれてもまったく不思議でも何でもないのが甲子園という舞台の怖さです。
ちなみに1991年にはあの大阪桐蔭が初出場初優勝を飾ったことをご存じの方も多いと思います。
さて今年・2023年の夏の甲子園はどのように燃え上がるでしょうか。
注目選手、優勝候補ともに目が離せませんね。
コメント
コメント一覧 (6件)
智弁和歌山は出ません。以上。
ありがとうございました、ご指摘通り出場しておりませんですね。ついつい思い込んでしまいました。指摘箇所修正させて頂きました今後ともよろしくお願いいたします。
履正社は選抜優勝していません。初戦敗退です
ご指摘ありがとうございます、確かに履正社は選抜優勝はなく近年では2017年に準優勝はありましたが、優勝ではなかったです訂正させて頂きました。
履正社の甲子園での戦績について、夏の優勝はありますが、春は準優勝が2回で優勝はありませんよ。
仰る通り、春の優勝はございませんでしたお詫びして訂正いたしました。