選抜高校野球2024が間もなくやってきます!
「センバツ」「春の甲子園」「春の選抜」などでもおなじみですが、今年も「どこが優勝するのか?」「ダークホースは?」など、大会を待ち遠しく感じている方も多いと思います。
今回は、その選抜高校野球2024の優勝候補予想や注目選手、入場チケットなどのご紹介です。
選抜高校野球2024の日程や組み合わせ抽選、入場曲について
選抜高校野球2024(第96回選抜高等学校野球大会)の日程は3月18日(月)~30日(土)1の3日間で開催されます。準々決勝と準決勝の翌日は休養日です。
注目の組み合わせ抽選会は2024年3月8日(金)午前9時から毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われます。初戦で同じ地区の対決は避ける形で配慮されます。
選抜高校野球2024の入場曲は?
選抜高校野球の名物といえば、毎年選ばれる入場行進曲です。今年は人気シンガーソングライターあいみょんさんの「愛の歌」が選ばれました!
NHKの連続テレビ小説「らんまん」の主題歌「愛の歌」は、優しくも前向きな内容で、多くの人が自分を投影する感想を寄せています。
若い世代に人気のある、あいみょんさんの「愛の歌」は、大会へ挑む選手たちの後押しにもなるでしょう。
選抜高校野球2024の優勝予想!本命は石川県・星稜高校
選抜2024の優勝予想ですが、本命は星稜高校です!
選手や関係者の中には、正月の能登半島地震で悲しい思いをされた方も多いと思いますが、故郷のためと特別な想いを胸に秘めて大会に挑むのではないでしょうか。
震災で練習どころではなかったかもしれませんが、秋の神宮大会で優勝して地力があることは証明しており、尚且つ使命感と、甲子園では観客の後押しを得られるのではないかと予想しました。
ですが、優勝する、しないに関わらず、星稜ナインには故郷の皆様の励みになるよう、心から勝負を楽しんでほしいと思います。
星稜高校の注目選手 佐宗翼(投手・3年※選手の学年は、新年度の学年表記です。)
星稜高校の注目選手は、投手の佐宗翼選手です!
秋の明治神宮大会では、エースとして堂々としたマウンドさばきで、星稜高校を32年ぶりに優勝へと導きました。
威力のある速球に加え、様々な球種や特徴のある投球フォームで、打者からすると「打ちにくい」サウスポーです。中学でも高校でも「日本一」を経験しており、甲子園のマウンドは既に昨年夏の大会で経験しています。
既に経験豊富で将来性豊かな佐宗翼選手は、選抜高校野球2024でも、最注目の選手といえるでしょう。
星稜高校の注目選手 能美誠也(捕手・2年)
星稜高校の、もう一人の注目選手は、キャッチャーの能美誠選手です!
キャッチャーとしての基礎技術に定評があり、秋の神宮大会では1年生ながらもレギュラーとして活躍、佐宗選手同様に優勝に大きく貢献しました。
守備だけでなく、打撃面でも評価は高く、神宮大会では打率5割、出塁率では7割近くも記録しました。更に彼は出塁すると盗塁を狙える選手です。
走攻守ともにそろった一本足打法の能美選手は、優勝を狙う星稜高校の要と言えるでしょう。
選抜高校野球2024星稜高校を狙う優勝候補3校
選抜高校野球2024は、もちろん星稜高校だけでなく、他にも虎視眈々と優勝を狙える強豪校や名門校もございます。
その中でも対抗になりそうな3校の紹介です。
広島県・広陵高校
選抜高校野球の対抗としてまず挙げたいのは、広島県の広陵高校です!
神宮大会では優勝した星稜高校とは1回戦で当たり、6対7と惜敗しましたが、本来は堅実な戦いをするチームであるが故に、3回の5失点さえなければと悔やまれる内容でした。
エースの髙尾響選手を中心とした手堅い試合運びで、本番の甲子園でこそ、その実力を発揮するでしょう。
広陵高校の注目選手 只石貫太(捕手・3年)
広陵高校の注目選手は只石貫太です!
只石貫太選手は主軸打者として活躍する高校野球のキャッチャーで、小学生の時には既に高校の先輩である広島カープの中村奨成選手に例えられた選手です。
阪神タイガースジュニアに選抜された経験もあります。
バッターに的を絞らせないリードと、強肩強打の捕手として1年生の時から活躍しており、今年のドラフト候補として注目を集めています。
大阪府・大阪桐蔭高校
次の優勝候補として挙げるのは、大阪桐蔭高校です!
近年、高校野球では最も実績を残している高校で、その中心人物である西谷浩一監督の指導の成果や、試合中の指揮にも注目が集まっています。
しかし、今年の神宮大会では、関東一高校にエラー5つを喫し敗退しました。本番に向けて、この課題をどこまで修正し、立て直してくるのか、注目です。
大阪桐蔭」高校の注目選手 平嶋桂知(投手・3年)
看板投手がそろっている大阪桐蔭高校の中でも、注目は平嶋桂知選手です!
速球に威力がある投手としても期待されますが、打者としても強力なスラッガーとして評判の高い頼れる「二刀流」の選手です。また彼は両方の打席で勝負できる「スイッチヒッター」です。
ある意味、ドジャースの大谷翔平選手以上に多彩な「二刀流」である平嶋選手は、甲子園では二刀流の未来の一端を見せてくれるのでしょうか?
青森県・青森山田高校
選抜高校024の優勝候補には、他にも東京都の関東一高、兵庫県の報徳学園、栃木県の作新学院も有力視されていますが、もう一つダークホースとして青森山田高校を挙げたいと思います!
東北地区大会で制した後、神宮大会では優勝の星稜高校に2対3と接戦を演じており、また
サッカーでは青森山田高校がプレミアリーグ、選手権の二冠を達成しています。降雪地のハンデはあるかもしれませんが、野球部も「負けられない!」と意地を見せてくれると予想しました。
青森山田高校の注目選手 櫻田朔(投手・3年)
青森山田の注目選手は投手の櫻田朔選手です!
1年生の時から活躍し秋の東北大会決勝ではノーヒットノーランを達成し、ハイレベルで安定している成績を残しています。
もう一人の看板投手、関浩一郎選手と共に青森山田高校を優勝に導くことができるのでしょうか?
選抜高校野球2024を沸かせる期待の注目選手
選抜高校野球024で活躍が期待される選手は、もちろん他にもいます。将来の活躍が期待される注目の選手たちをピックアップしてみました。
作新学院高校の注目選手 小川哲平(投手・3年)
作新学院のエース小川哲平選手は、来年のドラフト候補の中でも注目される一人です。秋の神宮大会ではチームを準優勝に導きました。彼の好投で作新学院を2016年以来の甲子園優勝に導くことができるのでしょうか?
関東第一高校の注目選手 坂本慎太郎(投手、左翼手・2年)
関東第一高校の坂本慎太郎選手も投打に秀でた「二刀流」ですが、より打者として評価されています。167cmと小柄でも、その野球センスでU-15の本代表に選出されており、関東一高に入学してすぐに 投打で主軸として活躍しています。
今大会では打者として専念するようですが、機会があればピッチャーとしてマウンドに上がることがあるかもしれません。
報徳学園高校の注目選手 今朝丸裕喜(投手・3年)
注目選手が投手ばかりになってしまいますが、報徳学園の今朝丸裕喜選手も注目の投手です。最速150㎞の速球はプロから見ても魅力的で、やはり彼も将来を嘱望される有力なドラフト候補です。
もう一人の看板選手である間木歩主将とチームを引っ張って紫紺の優勝旗を手にすることができるでしょうか?
選抜校野球のチケットは?
これまで紹介した優勝候補や注目を集める選手以外にも、地元や仲間達の期待を背負い、懸命にプレイする姿は魅力的で、様々な感情を思い起こさせるものです。
甲子園で彼らのプレーを直接見て声援を送ることができるのは、本当に素晴らしい体験です。入場チケットを入手して、ぜひその感動を味わってみてください。
前売り入場券について
選抜高校野球2024には前売り入場券があり、詳細は以下の通りとなっています。
インターネット発売(3月7日10時より)
チケットぴあ、ローソンチケット、甲チケ
コンビニ発売(3月9日10時より)
セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ
当日券発売について
選抜高校野球2024の当日券で観戦したいという方は以下の場所で入手が可能です。
甲子園球場窓口 ・残席がある場合に限り販売されます。
インターネット発売等で完売の場合は発売がありませんので、ご注意を。
まとめ
選抜高校野球2024が3月18日(月)に開幕します。
本命は、秋の神宮大会で優勝した石川県の星稜高校です。佐宗翼投手を中心とした強力な投打陣を誇り、故郷の復興を願って戦う姿にも注目が集まります。
対抗は、広島県の広陵高校、大阪府の大阪桐蔭高校、青森県の青森山田高校です。いずれも強豪校で、本番でも好成績を残せる力を持っています。
ダークホースとしては、青森山田高校の他に、東京都の関東一高、兵庫県の報徳学園、栃木県の作新学院が挙げられます。いずれも上位進出の可能性を秘めています。
選抜高校野球は、高校野球の最高峰の舞台です。優勝候補だけでなく、出場するすべての選手が、夏の大会やそれ以降につながる経験を積むことを期待しましょう。
コメント