AlexaとSwitchBot Hub Miniで家電を音声操作するまでの簡単な手順は以下の通りです。
- SwitchBotアプリをDL アカウント作成
- SwitchBotアプリにSwitchBot Hub Miniを登録
- アプリでSwitchBot Hub Miniに家電(リモコン)を登録
- AlexaアプリにSwitchBotに登録した家電を追加
簡単な流れはこんな感じですが少しややこしいですよね。
私も登録までにつまずき無駄に数時間もかかってしまったので、わかりにくい点も補足しながら解説していきます。
ちょっとした裏技的な使い方も合わせてご紹介しますので、SwitchBot Hub Miniを購入する方は参考になるかと思います。
SwitchBot Hub Miniは家電を操作するために使う赤外線リモコンを全て登録してスマホやAlexaから一括操作できるようにするデバイスです。
SwitchBot Hub Miniに家電を登録する
早速SwitchBot Hub Miniにデバイスを登録していきたいところですが、SwitchBot Hub Miniは専用のスマホアプリと合わせて使用するので、まずはアプリをインストールしましょう。
→iOS版SwitchBotアプリはこちら
→Android版SwitchBotアプリはこちら
インストールが完了したらアプリを開き、そのまま手順通りにSwitchBotアカウントを作成します。
アカウントの作成が終わったらアプリにSwitchBot Hub Miniを追加します。
メニュー→デバイスの追加→Hub Miniと選択し、SwitchBot Hub Mini本体上部のボタンを長押しして光が点滅したら、アプリ画面の次へを押します。
デバイスの追加が完了するとアプリホーム画面に「Hub Mini」が追加されていると思います。
これで家電のリモコンを登録することができますが、その前にSwitchBot Hub Mini本体のバージョンを確認することをおすすめします。
最新のバージョンでない状態で届く場合があり、私の場合はバージョンが古く動作が不安定でリモコンの登録が全くできませんでした。
SwitchBotアプリのホーム画面に表示されているHub Miniの右上の設定マーク→ファームウェアバージョンと進み、最新のバージョンになっていない場合はバージョンアップしておきましょう。
最新バージョンでない場合はアップデートボタンが表示されているのでアップデートしておきましょう。
SwitchBot Hub Miniのデバイスが最新バージョンになったら、ホームに戻りデバイスマークを押して家電を登録していきます。
ここでは例としてエアコンを登録してみます。新しいデバイスを追加するを押してエアコンを選択。
SwitchBotにはスマートラーニングという機能があり、これを使うと使用している機種に対応する設定を一発で登録することができます。
機種が古かったり珍しいメーカーだったりするとスマートラーニングで設定できないので、その場合はマニュアルモードから設定していきます。
マニュアルモード→カスタマイズと進みボタンを1つずつ登録していきます。
アプリで登録したいボタンの種類を選択して、SwitchBot Hub Miniに向かってリモコンで対応するボタンを押します。
うまく認識されるとテストボタンが表示されるので、動作が正しいか確認してから保存してください。
必要なボタンの登録が終わったらチェックマークを押して、デバイスの名前を入力して保存します。
これでSwitchBot Hub Miniに家電を登録することができました。
エアコン、テレビ、扇風機、ライトなど赤外線リモコンで操作できる家電でしたらほぼ全て登録できるかと思うので、どんどん登録していきます。
家電をAlexaで音声操作する方法
SwitchBotアプリに登録した家電をAlexaで音声操作するには、Alexaアプリをインストールする必要があります。
→iOS版Alexaアプリはこちら
→Android版Alexaアプリはこちら
Alexaアプリを開いてのデバイス→スマートホームスキル→スマートホームスキルを有効にする→スイッチボット→有効にして使用すると選択していきます。
アカウントのリンク画面が出てきますので、SwitchBotアプリで登録したメールアドレスとパスワードを入力してサインインしてください。
サインインが完了するとAlexaアプリとSwitchBotアプリが連携した状態になります。
次にSwitchBotに登録した家電をAlexaアプリに追加します。
Alexaアプリのデバイス→+マーク→デバイスを追加を選択。
セットアップするデバイスの種類からハブ→その他を選びデバイスを検出を押します。
デバイスが検出されたらデバイスをセットアップを押して完了です。
これで登録した家電をAlexaから音声そうさできるようになりました。
試しに「アレクサ、エアコンをONにして」と言ってチェックしてみましょう。
Alexaで音声操作できた家電
テレビ|SONY KJ-32W500C 2015年
テレビでは電源のオンオフ、音量(1ずつ)、チャンネル(指定可能)、ミュートなどの操作が可能でしたが、結構使うことが多い入力切替ができませんでした。
しかし、少し変わった方法を使って音声で入力切替することに成功。
方法は簡単でSwitchBotアプリに入力切替専用でデバイス登録するだけ。
どういうことかと言うと、SwitchBotアプリで新しいデバイスを登録→テレビ→カスタマイズから電源ボタンのところに入力切替ボタンを登録して、デバイス名をテレビ入力切替としてデバイス登録します。
次にAlexaアプリからデバイスの追加を行い、定型アクションを設定していきます。
定型アクションの設定は実行条件をフレーズにして「アレクサ、入力切替して」、アクションで先ほど追加したテレビ入力切替をオンに設定します。
定型アクションでは電源のオンオフしかアクションを設定できないので、電源ボタンに入力切替を割り当てるわけですね。
少しややこしいですが整理するとこんな感じ。
- SwitchBotアプリに新しいデバイスを追加
- テレビの電源ボタンに入力切替ボタンを割り当てる
- Alexaアプリの定型アクションを作成
- テレビ電源オンの操作=入力切替となる
この方法はテレビだけでなく、様々な家電の様々なシーンで有効な手段なので覚えておくととても便利です。
エアコン|三菱 霧ヶ峰 MSZ-GV2816-W 2017年
エアコンでは電源のオンオフ、温度調整、運転切替などの操作が可能です。
しかし、エアコンの場合Alexaで温度の微調整や運転切替をすると、今何度で何モードで運転しているのかわからなくなってしまうことがあります。
ですので基本的にAlexaでは電源のオンオフのみ行なっています。
ロボット掃除機|ECOVACS DEEBOT N79
我が家で使用しているロボット掃除機DEEBOT N79。
元々ECOVACSの専用アプリで遠隔操作が可能ですが、アプリにデバイスを登録してもすぐに接続が切れてしまい専用アプリは使い物になりませんでした。
今回SwitchBotとAlexaを使用することでAlexaでの音声操作、外出先からの遠隔操作、自動モード切替を行うことに成功。
DEEBOT N79は元々SwitchBotにリモコンのプログラムが入っていないので、カスタマイズでデバイス追加していきます。
しかし、カスタマイズでロボット掃除機を追加すると、電源のオンオフ、方向キーなどの設定しかできません。
私が理想としていた使い方としては、壁際モードで家の中を一周→オートモードで適当に掃除→充電がなくなったら充電ステーションへ帰還という流れです。
これも電源オンの動作をオートモードと壁際モードの2種類でデバイス追加して、Alexaアプリの定型アクションと組み合わせることで可能になりました。
定型アクションでは掃除機の電源オン(壁際モード)→待機15分(家の中一周分の時間)→掃除機の電源オン(オートモード)という設定にしています。
後はロボット掃除機の機能で充電がなくなれば自動で充電ステーションに帰還してくれます。
スマートホームスキルと定型アクションの組み合わせ最強ですね!
シーリングライト|NEC 調光タイプ
我が家では調光タイプのシーリングライトを使用していますが、調光機能は使わないのでオンオフさえできれば十分。
SwitchBotで問題なくデバイス登録でき、そのままAlexaで音声操作も可能です。
常夜灯を使用する場合は、新たに電源オンに常夜灯ボタンを割り当ててデバイス登録して、定型アクションで操作できるようにするといいと思います。
Alexaで音声操作できなかった家電
フロアライト|リモコン式LED電球 無線2.4GHz
フロアライトで使用しているLED電球がリモコン操作できるタイプのものだったので、Alexaでオンオフできるかなと思っていたのですが、これができませんでした。
このリモコン対応のLED電球、赤外線ではなく2.4GHzの無線タイプだったので、SwitchBotに登録することができません。
楽天やAmazonでリモコン対応LED電球として売っていますが、SwitchBotやAlexaと組み合わせて使用することを考えている方は注意。
もしをAlexaで音声操作できるようにする場合は、スマートプラグを使用して強制的に電源のオンオフを行うしかありません。
ちなみにリモコン式LED電球をAlexa対応の電球に変えてもフロアライトをAlexaで操作することが可能です。
まとめ
Alexaを購入したらSwitchBotなど一般的にスマートリモコンと呼ばれるデバイスも合わせて購入するのがおすすめです。
さらに、Alexaアプリの定型アクションと組み合わせることで、裏技的な使い方をすることもできます。
今回はAlexaとSwitchBot Hub Miniの組み合わせをご紹介しましたがこの他にもスマートプラグ、スマートLED、温湿度計、人感センサーなどを組み合わせることで、さらに便利な仕組みを作り上げることが可能です。
家電のスマート化でより良い、より便利な生活にランクアップしてみませんか?
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