実家で家族と暮らしている人がよく思うことの一つとして「実家暮らしでストレスがやばい!」というものがあります。今回は、実家暮らしでストレスがやばい!と感じる理由や対処法などを、例を挙げながらご紹介していきます。
学生の方などは実家暮らしの方も多いと思うので、この記事が参考になり少しでもストレスの解消に役立てば幸いです。
実家暮らしでストレスがやばい理由とは
実家暮らしでストレスがやばい理由の最も大きな要因は、ズバリ家族からの干渉でしょう。
家族である以上、何にせよ少なからず干渉はあるのが当たり前です。
なぜならそれが家族というものだからです。自分以外で自分のことを親身に心配してくれるのはやはり家族以外、そう多くは考えられません。
しかし、考え方の問題ですが自分ではたいしたことではない出来事も、うっかり家族にしゃべってしまったとたん、その問題が大きな問題になったことはありませんか?
ほんの些細な出来事も家族からしてみれば、看過できない事に映るのはやはり家族の問題は見逃すわけにはいかないもの。なぜならそれは家族だからです。
これは夫婦ではなく、親子・姉妹・兄弟のみに通用する関係なのですが、これを血縁と言います。血縁関係は解消しようのない関係であり絶対的なものです。
家族とは、基本的に既婚者の伴侶などを除けば血縁関係として結ばれているもの。血縁関係にあるということは、目には映りませんがとても大きな絆で結ばれていると言えます。
血縁とは生まれつきでなければ結べない関係です。言い換えるならば切っても切れない関係で結ばれているのです。自身と最も近い人たちが家族と言えるのではないでしょうか。
勿論、家族も自身ではないので幾ら近しい関係と言えども、全く同じ考えや感性を持っているとは言えません。そのことがストレスを生む最も大きな要因なのではないでしょうか?
家族全員が同じ感性・同じ考えで生きている訳ではないのですが、なぜか家族と言うものは大きな連帯感のようなもので結ばれているように感じます。そう思っているのは私だけではなく、多くの人が思っていることです。
多くの家族は、家族の一員の問題は、家族全員の問題と感じてしまうと言うことはよく聞くことではないでしょうか。
言い換えれば、家族の誰かの問題は家族全員の問題というものと考えてしまいがちなのではないでしょうか。
長々書きましたが、家族とは最もこの世で近しく、切っても切れない絆で結ばれた他人と言える関係にあるのではないかと思えます。
その家族が暮らす実家暮らしは、上記の理由でストレスがやばいと言えるのではないかと推察できます。
自身ではたいしたことではなかった問題が、家族に知れた瞬間とてつもない問題に置き換わったなどと言う経験は、誰しもが経験してきた事ではないでしょうか?これがストレスです。
自由がなさ過ぎてストレスがやばい
実家暮らしはやばいほど自由がなさ過ぎて、ストレスがやばいほど溜まる。
実家暮らしにとって自由と言う言葉は最も憧れの響きに聞こえる。
夜遅くまで勉強や、あるいは残業を家で行って、翌日の朝「いつまで寝ているの」この言葉を聞いたことがある方が殆どだと確信いたしており、同時に絶望感に襲われたことはないでしょうか。
これと同じような言葉に、「今何時だと思ってるの」「どこ行くの」「また?」「はやくやりなさい」もう実家住まいの方なら耳にタコの言葉ばかりなのではないでしょうか?
実家暮らしには、自由と言う言葉はほとんど無縁と思ってしまいそうになり、気を失いそうな気分に陥りそうです。
実家暮らしは自由がなさ過ぎてストレスがやばい、まさにその状況がこれではないでしょうか。
家人からの干渉が多すぎてストレスがやばい
「実家暮らしは家人からの干渉が多すぎてストレスがやばい」と感じる人も少なくありませんよね。
家を一歩出ようとすれば、「どこ行くの?」続いて「何時に帰ってくるの」とどめは「ご飯は?」まるで何か悪いことでもしに行く気分になります。
例えば天気がいいので、少し散歩でもと思い家を出ようとした瞬間、これらの言葉攻めで一気に気分が冷めてしまった経験はございませんでしょうか?
「思いやり」という言葉があることは十分承知ですが、それはTPOにもよると思いませんか?小学生が夜中に家を出るのとは訳が違います、少しでいいので干渉しないでと言いたくなることも時には・・・。
学生でなくなっても実家住まいは世間体が悪くてストレスがやばい
学校も無事卒業し、就職が決まり社会人としてスタートしたのはいいけれど、それが実家住まいとなった場合もストレスは生じます。
特に感じることとしては「学生でなくなっても実家住まいは世間体が悪くてストレスがやばい」ということ。
世間の目と言うものを意識すれば、少し考えすぎかも知れませんが、社会人になってまで実家住まいは一人立ち出来ていないような目で見られている気になってしまい、ストレスですよね。
風潮として、社会人になったら一人暮らしを始めるという、不文律のようなものがあるようで気になることがあります。まるで実家暮らしは情けないと思われている気がしてストレスです。
人にはそれぞれ事情というものがあり、就職先が実家から通うのが一番効率的であり経済的であるなどと言ったことは、世間体と言うものに照らすとあまり考慮されない気がして肩身が狭い思いをすることも。
まるで実家暮らしは、一人前とみなされない風潮を感じることもありそうでストレスが溜まりそうです。
実家暮らしでストレスが溜まる場合の対処法!
実家暮らしでストレスが溜まる場合の対処法で一番効果的なのは、ありきたりではありますが、一度実家から離れるということが効果的です。
それは一人暮らしと言う方法も、また設備のある会社なら寮に入るという手段もあり、今では、シェアハウスなども選択肢としてはありではないでしょうか。
そうすることによって、あるいは実家で暮らすストレスよりも実家で暮らすメリットの大きさに気づけるかも分かりません。もしそうなれば実家に帰ればよいだけのことです。
ストレスは実家にいればそれなりに、一人暮らしをすれば、またそれはそれであるのがストレスというものではないでしょうか?
要はストレスから逃げるのではなく、ストレスをいかに乗り越えていくことが重要なことではないかと考えます。
実家暮らしでストレスがやばいなら一人暮らしもあり?
先にも少し触れましたが、「実家暮らしでストレスがやばいなら一人暮らしはあり?」ということに関しては「あり」と言えます。
ただ、一人暮らしを始めれば実家暮らしのストレスはなくなるかも知れませんが、気が付けばそれは貴方自身のために行っていた言動であったことに気づくかもしれませんね。
一人暮らしを始めてみて分かる、実家暮らしのありがたさや便利だったことなどはよく聞く話です。それでも一人暮らしを始めるのは良いことではないでしょうか。
離れてみて分かることや理解できることが見えてくるのは、改めて家族というものを理解する上では重要なことだと考えます。絆という言葉も理解できるかも?
実家暮らしとひとり暮らしのメリットとデメリット
ここでは実家暮らしと一人暮らし、それぞれのメリット・デメリットについて考えてみましょう。勿論どちらにもメリット・デメリットは存在します。
それらのことを踏まえて、いつ一人暮らしを始めればよいかなどの参考になればと思います。タイミングは大事ですのでご慎重に。
そして決めたのであれば、あとは実行に移すだけ。一人暮らしを始めると決めたのなら、実行に移すことが大事です。
いつまでもだらだらと先延ばしにしておけば、余分なストレスが増えるだけとも言えますので、行動に移すタイミングは重要ではないでしょうか?
実家暮らしのメリット・デメリット
実家暮らしは勿論誰しも経験してきたと思います。しかしいつかは出ていかなければならないのも実家です。
現代では家を継ぐというある意味の慣習が崩れつつあり、長男でも実家を離れるケースが増えています。
まずは、実家暮らしをするメリットとデメリットからご紹介します。
h4 実家暮らしのメリット
- 一番には家賃やそれに伴う費用が掛からないことです。
これが実家暮らしで一番大きなメリットかも知れません。
一人暮らしに比べると家賃がいらないということは、手元に入る額が同じなら圧倒的に実家暮らしの方の方が、金銭面で優遇されるということです。
- 貯蓄がしやすい
したがって、実家暮らしは貯蓄がしやすいと言えます。
都市部だと家賃とそれに付随する費用で給料の大半がなくなりますが、実家暮らしですとその気になれば、その家賃に充てる費用を貯蓄に回すことも可能です。
実家暮らしの期間が、人生で一番貯蓄がしやすい時期と言われています。
- 家事をする煩わしさが少ない
実家暮らしですと一般的に親と同居しているケースが殆どです、したがって母親が家事全般を担うことが多いと言えます。
言い換えれば自分で炊事や掃除など殆どの家事から解放されるというケースが大半です。これは自分の時間を自分のために存分に使えると言えます、これも実家に住んでいればこそです。
- あまり寂しさは感じない
家人と同居するということは、寂しさを感じる機会が少なくて済むと言えます。これは随分と助かります。
人は誰しも悲しみや寂しさを、抱えているものです。これは一人暮らしも同様ですが、一人暮らしと違う点は、実家暮らしは同じ屋根の下に家人が同居しているという点です。
人は人と話すときある種のアドレナリンが分泌されるそうです、独り言ではそれはありません、実家暮らしですと誰かと話す機会は幾らでもあります、それだけでもメリットです。
h4 実家暮らしのデメリット
- 自立がしにくくなる
すぐ周りに、最もこの世界で頼りになる人たちがいるということは、何事においても助言や意見を聞きやすいし、あえて聞かずとも指摘してもらえる。
これは、実は大きな事柄であることを忘れがちですが非常に重要です。人は何かを決断する際に人の意見を気にするものです。
もちろんその意見は中には辛辣なものも含まれて当然ですが、家人なら最も貴方を理解したうえで、尚且つ的確な意見を頂けるでしょうが、それはかえって自立を阻む恐れもあることをご理解下さい。
人は、嫌なことも纏めて色々な意見を聞くことで、自立心や克己心が芽生え自立へと進んでいけるのではないでしょうか。
- 自由さを感じられない
これはある意味、自分勝手な意見かも知れませんが、実家暮らしでは自由というものに制約があるものです。
小さく些細なことですが見たいテレビ番組が見られないだけでも少し不自由です。
自由とは何かというある種哲学的な命題ですが、実家暮らしは確かに自由さよりも不自由さを感じることは極々自然にあることだと思います。
- 婚期をのがしやすい
あまりにも実家暮らしが長く続くと、それが当たり前になり今の生活が楽だからなどと思い始めると、婚期を逃しやすくなっていると言えます。
なぜなら実家暮らしとは、それほど快適な部分が多いと言えるからではないかと推察いたします。
- 家族からの干渉からは逃げられない
実家暮らしをしている限り、家族からのあらゆる干渉からは逃げられません。出かけるにしてもいつ帰るのか、どこに行くのかなどは当たり前の挨拶のごとく聞かれます。
実家暮らしを続けている間は家族の干渉からは逃げられませんし、抜けられません。
ひとり暮らしのメリット・デメリット
一言で申し上げるなら、実家暮らしのメリット・デメリットの正反対とお考えになって間違いありません。
自由さがあれば不便さが付きまとい、金銭的には実家住まいのありがたさを実感することになるでしょう。
実家住まいと独り住まいは、対極にある世界と大げさに言えばそうなります。自由ではあるけれど実益としては大変な一人住まいを選ぶか、制限はあるけれど実益を取るかの選択です。
自由に何でもできるというのは素晴らしいことですが、それにはある程度の金銭的な余裕というものが必要になります。
そのためには自由とは全く別である、制限というものも受け入れる覚悟も必要だということです。
まとめ
実家住まいはストレスがやばいし一人住まいもストレスがいっぱい、その理由と対処法をご紹介してきましたが、思い当たる節はございましたでしょうか?
極論ではありますが、ストレスは実家住まい一人住まい共にそれぞれあります。そもそも生きて行くということはストレスといかにうまく向き合う事ではないでしょうか?
一つ片付けば新たにまた一つと際限なくストレスは発生します。しかし人は生きる術としてストレスとの向き合い方を身に着けていくものではないかと感じます。
実家住まいがどうしても窮屈なら、思い切って一人住まいに挑戦してみるのは結果的に見て、必ず良い経験となることだと念じてこの文章を閉じさせていただきます。
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