売れる写真の撮り方の解説記事でメルカリで商品を売るためには写真が重要だと言いましたが、写真に次いで大事なのが商品説明文だ。
せっかく商品の詳細を見に来てくれた人を離脱させるか購入まで持っていけるかは、商品説明文にかかっていると言っても過言ではない。
メルカリなどで商品説明文を読んでくれているというのは、リアル店舗でいう「お客さんが来店して商品を手にとって購入するか迷っている状態」と同じだ。
ここで離脱されてしまうか購入してくれるかは、商品説明文の完成度が大きく関わっているのだ。
売れる商品説明文を作るコツ
メルカリやヤフオクなどで売れるための商品説明文を作るコツはいくつかあるが、特に重要なポイントとしておさえておくべき点がこの3つ。
- 商品説明文の長さ
- 商品説明文の見やすさ
- 知りたい情報が記載されているか
この3つのポイントをおさえることができれば売上アップにも繋がるので、メルカリ副業をやる方はぜひ頭に入れておこう。
実際にトートバッグを出品することを想定して、それぞれのポイントについて詳しく解説しながら説明文を改善していく。
商品説明は短く簡潔にする
商品説明文は短く簡潔にすることで商品が売れやすくなる効果がある。
購入者はネットで買い物をする際に長い文章を読むという行為を嫌う傾向があり、短く簡潔な文章にすることで売上が伸びたという結果も実際に出ている。
メルカリでよく見られるのは無駄な商品説明がだらだらと書いてあるケース。
基本的にその商品を購入しようとしている人はその商品のことをある程度知っていることが多いので、無駄な商品説明は不要。
具体的には下記の例を見てほしい。
このように無駄な商品説明や作者想いなどは商品説明欄に記載する必要はない。
購入者が知りたい情報だけを簡潔に記載すると売上アップの効果が期待できる。
箇条書きなどで見やすくする
上記では短く簡潔にという話をしたが、それに加えてもう一つ重要なのが商品説明文の見やすさだ。
いくら商品説明文を短くしたところで、見やすい商品説明文でなければ意味がない。
見やすい商品説明文を作るポイントはこの3つ。
- 箇条書きを使う
- 改行を入れる
- 【括弧】や見やすい記号(●◼️)を使う
実際にこれらのポイントを意識して作った説明文の例がこれだ。
改善前の文章と比べて重要な箇所がわかりやすく格段に見やすくなっていることがわかるだろう。
見やすい商品説明文を作るには箇条書き・改行・記号が有効な手段となる。
商品の仕様やセット内容などを全て記載する
商品の写真と説明文を見れば、その商品のサイズや仕様などが全てわかるようにすることで売上アップに繋がる。
不完全な商品説明文だった場合、購入者が知りたいことをいちいち質問しなければならない。
しかし、これは購入者にとってとてつもなく面倒で手間となってしまう。
基本的にネット通販ではとにかく購入者の手間を省くことが重要となり、その人がいくら欲しい商品であっても求められる工程(手間)が多ければ多いほど購入率は下がっていく。
メルカリやヤフオクなどでは商品写真と説明文だけで即購入ができるようにすることがとても大事。
メルカリとヤフオクのタイトルの付け方
商品説明文繋がりで、メルカリとヤフオクのタイトルの付け方のコツを紹介する。
商品タイトルの付け方によっては、ユーザーが商品を検索したときヒットしなくなってしまうので特に注意が必要。
メルカリとヤフオクではタイトルの付け方も変わってくるので、出品する前に必ず理解しておこう。
メルカリで検索にヒットさせるコツ
まず、メルカリではタイトルと商品説明文の両方が検索対象となっている。
また、メルカリはアプリを使用すると商品一覧画面ではタイトルは表示されず、PCから見てもタイトルは13文字程度しか表示されない。
そのため、メルカリの商品タイトルはその商品を表す一文だけで良い。
検索にヒットさせたい単語は商品説明文で自然に散りばめるのがコツだ。
わかりやすく例文を用意してみた。
NG例ではタイトルが13文字以上詰め込まれているがほとんど見られないと思って良い。
PCから見ている人のために、タイトルは13文字以内で商品を伝えるようにしよう。
また、やりがちなNG例としては下記の例のように商品説明文に検索ワードを一覧で記載すること。
これは購入者から見ると意味不明で悪い印象を与えてしまうので絶対にやめよう。
まとめ
- メルカリではタイトルと商品説明文が検索対象となる
- タイトルは13文字以内がおすすめ
- 検索キーワードは説明文に自然に散りばめる
ヤフオクで検索にヒットさせるコツ
ヤフオクではタイトルのみが検索対象となっている。
タイトルの文字数はアプリから見ると表示方法によって11〜30文字程度表示され、PCから見ると全文表示される。
ヤフオクの場合は検索キーワードを多くタイトルに入れて、特に重要なワードはタイトルの最初の方に持っていくのがベスト。
ただし、商品とあまり関係ない単語をタイトルに入れてしまうと購入者が混乱してしまうので注意が必要。
できれば商品タイトルと検索用キーワードの区別がつくようなタイトルの付け方をしてあげよう。
まとめ
- ヤフオクではタイトルが検索対象となる
- 特に重要なワードはタイトルの最初の方に持っていく
- 商品タイトルと検索用キーワードの区別がつくようにする
まとめ
売れるための商品説明文はとにかく簡潔に短く、そして見やすい文章を心がけること。
商品説明文をパッと見ただけで内容がわかるくらいにできたらとても良い。
以前にメルカリ副業で大変だったこととして上げた商品説明文の作成だが、ぼくも1ヶ月に何回も文章をブラッシュアップしたほど。
また、プラットフォームによって出品するときの商品タイトルの付け方も変わってくるので、しっかりとそれぞれのシステムを理解して適切なタイトルを付けてあげよう。
出品した商品は実際に自分のスマホとPC両方でどのように表示されているのか確認してみると改善点が見つかるのでおすすめする。
商品説明文やタイトルの付け方でリピーターを獲得することにも繋がるので是非力を入れてほしい。
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